「シン・エヴァンゲリオン」映画館休業でも見たい 東京抜け出し川崎、横浜へ
2021-04-28 12:10:00
緊急事態宣言が発令された東京都などでは、大型映画館の休業が相次いでいる。そのため映画ファンの中には、「越境」して他県へ映画を見に行くケースも。
複数の報道によると、2021年3月に公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版」見たさに、神奈川県へ向かう都民の姿がたびたび見られるそうだ。
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「見逃したくなかった」
21年4月26日付の読売新聞電子版は、宣言が始まった25日に神奈川県川崎市を訪れた都民らについて伝えている。記事中の都内男子大学生は、川崎市の映画館まで「シン・エヴァンゲリオン」を見に来たと話していた。都内の劇場が休館している間に「見逃したくなかった」という。
4月27日放送の情報番組「バイキングMORE」(フジテレビ系)でも、東京都港区から川崎市まで訪れた高校生の声を紹介。都内の映画館が営業を休止する中、「シン・エヴァンゲリオン」を「やっぱり見たい」と感じ、同市の劇場まで来たとのことだ。
ツイッターを見ると、東京の映画館が休業していることを理由に、神奈川県内や横浜市に同作を見に行こうと考えているユーザーが複数いた。
「緊急事態宣言解除後も上映予定」
そんな中、「シン・エヴァンゲリオン」でデザインワークスを務めた山下いくと氏は4月28日朝、
「シンエヴァは緊急事態宣言解除後も上映予定で、何かオマケのキャンペーンも打つ?とのこと。いま未宣言エリアに出かけてご覧になる必要はありません」
とツイート。「予定の解除を迎えるためにも今は御自分と御家族や御友人を守ってください」と呼びかけた。
「キャンペーン」の内容は不明だが、ファンにとっては朗報だろう。