「台湾パイナップル」売り切れ続出 ご心配なく!本格シーズンはこれから

   台湾産のパイナップルが、大人気だ。食べた人からは「甘みが強い」「柔らかい」といった声が上がっており、買い求める人が続出している。

   日本の主要なスーパーマーケットチェーンでは、西友の一部店舗が取り扱っているが、インターネット上では「売り切れていた」「買えない」とする報告も出ている。

台湾パイン、この先買えるの?(写真はイメージ)
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目撃情報のあった店舗では

   J-CASTトレンドでは3月9日、台湾パインを購入して実食レポを公開した。だが、日を追うごとに入手困難になっているかもしれない。

   SNS上では、各地の西友店舗における台湾パインの目撃情報がみられる。記者が18日、西友の下高井戸店(東京都杉並区)に行くと、台湾パインは置いていなかった。16日には店頭の写真と共にパインが売っていたとするユーザーの投稿がSNS上にあったが、この日は見当たらない。

   同じく16日に目撃の報告がSNSであった西友吉祥寺店(武蔵野市)。こちらも数日前に入荷していたようだが、18日には品切れだった。

   西友の広報担当者はJ-CASTトレンドの取材に対し、「お客様からの人気は大変いただいております」と18日にコメントした。

   台湾パインの主要生産地・台湾屏東県政府の3月17日の発表によると、2月27日に台湾から日本に出荷されたパイナップルは3月11日に西友の300以上の店舗で販売された。この分は全て11日午後までに完売となったという。

蔡英文総統「日本にどんどん輸出されます」

   一方で同発表によると、西友は、屏東県政府などが設立した台湾パインを手掛ける企業に供給量を増やすよう要請しているという。

   この企業は現在も出荷を継続しているが、日本の港湾ではコンテナの物流が混雑しているとのことだ。そこで、混雑が緩和した後に出荷量を増やすとしている。さらに屏東県政府は2021年の対日出荷量について、約2500トンになると予想している。これは前年の2倍に近い数字だ。

   台湾の蔡英文総統は3月17日、ツイッターでこう呼びかけた。

「台湾のパイナップルはまもなく本格的な収穫期を迎えます。これから美味しいパイナップルが日本にどんどん輸出されます。日本の皆さん、どうぞ宜しくお願いします!」

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