「ahamo」でiPhone12に機種変できない 「6月まで手続き不可」方法はないのか
NTTドコモの新料金プラン「ahamo」に乗り換えるのを機に、スマートフォン(スマホ)の新調を考える人もいるだろう。ところが、ahamoへの申し込みの中でスマホを購入する場合、iPhone12やiphone12 proは対象外となる。
低料金のahamoに契約を変え、同時にiPhone12に機種変更しようともくろんでいる人は、気を付けたほうがよいだろう。
オンラインショップで買えない
ahamoは、既に所有しているスマホでも利用できる。iPhone12を持っていれば、使えるわけだ。合わせて、ahamoのプランで販売されるスマホを新規購入しての契約も受け付けている。ただし、対象機種は「Xperia 1 II SO-51A」と「Galaxy S20 5G SC-51A」、そして2019年発売の「iPhone11」の3種類だけ。iPhone12は取扱対象外だ。
ドコモユーザーの機種変更を受け付ける「ドコモオンラインショップ」ではiPhone12を取り扱っているが、ahamo契約者はオンラインショップで購入できない。また、ahamoでは機種変更の手続きは6月まで受け付けない。
ただしドコモオンラインショップでは、機種変更をしたい人に向けて、次のように呼びかけている。まず、ahamo契約前なら、同ショップでiPhone12を事前に購入してからahamoを契約する方法だ。機種変更ではなく新規購入となるが、これでahamoに申し込めばよい。
3月26日以降ahamoに契約して、その後スマホをiPhone12にしたい場合は、正攻法ではすぐ機種変できない。そこで「(オンラインショップでの)購入手続き時に一旦『5Gギガライト』に変更の上、購入した機種がお手元に届いた後に、再度ahamoへプラン変更の手続きをしていただくことで、ahamo契約でご利用いただけます」とのこと。こうすればドコモからiPhone12を購入したうえでahamoを利用できるが、少々複雑な手順だ。
「iPhone 11」なら安く買える
iPhone12にこだわらず、新規や機種変更でiPhoneを求めるなら、ahamoの対象機種である「iPhone11」は魅力的かもしれない。同機の支払い総額価格を見ると、「4万9390円〜」とある。アップルの公式サイトで販売されている「iPhone11 64GB」の7万1280円(税込)と比べて2万円ほど安い。ユーザーからは「iPhone11の在庫が切れないか心配」という懸念まで出ている。
ahamo公式ツイッターは「在庫量やご注文状況によっては、ご希望の機種をすぐにお買い求めいただけない場合がございます」と説明している。
iPhone11より古いモデルでahamoは利用できるか。公式サイトの「対応端末」によると、iPhone6(14年発売)以降のモデルは全て対応している。この場合、ドコモユーザーか否かを問わず、手持ちのiPhoneを利用機種としてahamoを契約できる。これはiphone11、12でも同様だ。