ノートPC「VAIO Z」 世界初・立体成型フルカーボンボディー採用
ノートパソコン(PC)および周辺機器を手がけるVAIO(長野県安曇野市)は、ノートPC「VAIO Z」を2021年3月5日に発売する。
スピードとスタミナ、強じんさを併せ持つ軽量ボディー
立体成型フルカーボンボディーの量産化に世界で初めて成功したといい、スピードとスタミナ、米国防総省制定の「MIL-STD-810H」に準拠した強じんさを併せ持ちながら1キロを切る軽量ボディを実現。
加えて大容量の放熱システムの実装により、1キロを切るモバイルノートPCで唯一というデスクトップPC級の高性能CPU(プロセッサー)、第11世代インテル「H35」シリーズを搭載した。
狭額縁の14.0型液晶ディスプレーを搭載。180度まで開ける「フルオープン構造」を採用。約207万画素ウェブカメラ、内部を伝う音の遮断率を高めたマイクを内蔵する。
ノイズの低減と心地よい打鍵感、手首の負担を抑える傾斜など、快適にタイピングできる新設計のキーボードを装備。
内蔵ストレージはPCIe Gen.4接続の第4世代 ハイスピードSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を採用。高容量かつ薄型軽量な専用設計のバッテリーを新開発し、最大約34時間のスタミナ駆動が可能だという。
そのほか個人向け標準仕様モデルの主な仕様は、OSが「Windows 10 Home」(64ビット)をプレインストール。CPUは「Core i7-11370H」「Core i5-11300H」。メモリーは16GB。
ディスプレーはHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)対応の4K(3840×2160ドット)、フルHD(1920×1080ドット)2種。IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LAN、Bluetooth 5.1をサポート。
トップモデル「VJZ14190111B」は第5世代移動通信システム「5G」対応の無線WAN仕様(nanoSIMスロット装備)となっている。
カラーはブラック。
市場想定価格は、30万9800円~39万9800円(税込)。
このほか、最大5.00GHz駆動のスペシャルエディションCPU「Core i7-11375H」などを搭載した「SIGNATURE EDITION」もラインアップする。両仕様ともカスタマイズモデルを用意する。