RPG感覚で災害に備える 『防災クエスト』出版

   小学館クリエイティブは、「防災クエスト」を2021年2月24日に発売した。

家族みんなで取り組める
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ミッションクリアで防災勇者

   東日本大震災発生から10年、「防災とRPG(ロール・プレイング・ゲーム)」という異色の組み合わせの防災本が登場した。著者は国際災害レスキューナースであり、東日本大震災や西日本豪雨などの救助に参加した辻直美氏。19年には「レスキューナースが教えるプチプラ防災」を発売し、ベストセラーとなった。

   「災害は怖いけど、防災はおもしろい」が辻氏の主張。防災を難しく捉えて自らハードルを上げるのではなく、真面目過ぎず遊び心を交えて取り組むことが重要だという。

   RPG要素が入った「防災クエスト」も、ハードルが低く家族全員がゲーム感覚でチャレンジできる。目指すは家族を守る"防災勇者"。著者からの防災ミッション13件がマンガで描かれ、家族で協力して攻略してレベル上げをする、というストーリー仕立てとなっている。冒険感覚で取り組める「防災ウォーク」などのミッションがあり、楽しく気軽に防災知識が身に付けられる。

   価格は1200円(税抜)。

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