「鬼滅の刃」っぽい「さけるチーズ」パッケージ 竈門炭治郎が着ていそう

   人気コミック「鬼滅の刃」を原作とするテレビアニメ第2期「遊郭編」の年内放送が、2021年2月14日に発表された。「鬼滅の刃」といえば、主人公・竈門炭治郎が着ている、緑と黒に彩られた市松模様の羽織でも知られる。

    そんな羽織の模様に、雪印メグミルクの人気商品「さけるチーズ」のとあるパッケージが似ているとして、SNS上ではたびたび話題になっている。

「さけるチーズ ローストガーリック味」(画像は雪印メグミルク提供)
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似ているデザインに「コラボしているのかと思った」

   「炭治郎」の羽織りに似ているとされているのは、「雪印北海道100 さけるチーズ ローストガーリック味」。パッケージの上部が緑と黒の市松模様を斜めに配置したようなデザインとなっており、ツイッター上ではたびたび「(鬼滅の刃と)コラボしているのかと思った」「デザインが似てる」といった声が上がっている。

   「ローストガーリック味」は2015年9月から発売されており、発売当初から現在のデザインを使用。「鬼滅の刃」が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で16年2月に連載を開始する以前から販売されている。

   両者のパッケージや服のデザインが「似ている」との声が存在することについて、どのように受け止めているか、J-CASTトレンドは21年2月10日に雪印メグミルクの乳食品事業部に取材した。

   まず「ローストガーリック味」のデザインとの類似点について、社では認識していたかを聞いた。すると、「鬼滅の刃」のテレビアニメ放映が開始された19年の4月以降、「炭治郎の着物の柄が『さけるチーズローストガーリック味』のデザインと似ている」ということに気付いた社員がおり、話題になっていたとのことだ。

炭次郎もローストガーリック味も「芯がある」

   反響についても質問した。「さけるチーズ」には6種類が存在するが、「特に」ローストガーリック味については、映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が上映された20年の秋ごろから販売数量がさらに伸びているのだそうだ。「巣ごもり需要もその一因と見ていますが、炭治郎が陰ながら売上アップを支えてくれているのかもしれません」(担当者)

   SNS上で似ていることが度々話題になっていることについては、「図らずも国民的人気の鬼滅の刃に登場する炭治郎とおそろいのデザインということで、とても光栄に思います」とした上で、

「炭治郎は優しくて思いやりがあり、芯のある強さが持ち味で、みなさまから愛されているキャラクターだと思います。さけるチーズローストガーリック味も、芯のあるガーリックの味わいが特徴です。今後も心を燃やして、お客様に楽しさとおいしさを感じていただける商品をお届けしてまいります」

とコメントした。

   消費者や取引先からは「鬼滅の刃とさけるチーズとのコラボ企画」の要望や、「『さけるチーズベーコン味』のパッケージを(登場人物の)禰豆子の着物の柄にしてはどうか」といった提案も寄せられているという。また、「ローストガーリック味」は今後も現在のデザインベースで「販売を継続していきたい」と話した。

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