ボンカレー「ちょい足し」で激ウマ大変身 めちゃ簡単なバレンタイン向けレシピ
2月12日は「レトルトカレーの日」(日本記念日協会認定)だ。日本初のレトルトカレー「ボンカレー」が、半世紀以上前の1968(昭和43)年同日に発売されたことにちなむ。
レンジで温めて、すぐにおいしいカレーが食べられるが、そこにちょっと調味料を加えると、コクのある味わいが楽しめる。ボンカレー発売元の大塚食品の公式サイトには、バターもチキンも使わずに、「バターチキン風カレー」ができるレシピがある。記者が実際に作ると、5分もかからず簡単・おいしいカレーが完成した。
皿に全材料を入れて軽く混ぜレンチンで完成
レシピは、スパイス料理研究家の一条もんこさん考案だ。1人分の材料は以下の通り。ボンカレーゴールド 甘口:1袋
牛乳:大さじ2
トマトケチャップ:大さじ2
はちみつ:大さじ1/2
手順は、耐熱皿に全ての材料を入れて軽く混ぜ、電子レンジ(500ワット)で3分加熱するだけ。
耐熱皿にすべての材料を入れて軽く混ぜた状態
完成した「バターチキン風カレー」に、牛乳を数滴垂らしたものが以下だ。
「バターチキン風カレー」
調味料を入れない「ボンカレーゴールド 甘口」と食べ比べると、差は歴然だった。「バターチキン風カレー」の方が、まろやかさもコクも段違いだ。辛口カレーが苦手な人や、子どもにとってはおいしく、食べやすいだろう。記者はごはんと一緒に食べたが、公式サイトによるとパンも合うという。
スライスチーズでハートを
もう一つ、「バレンタインカレー」も作ってみた。こちらも一条さん考案のレシピで、スライスチーズで作ったハートがかわいらしい。1人分の材料は以下の通り。
ボンカレーゴールド 中辛:1袋
ミルクチョコレート:2かけ(5グラム)
牛乳:大さじ1
スライスチーズ(プロセスチーズ):2枚
まず、鍋にボンカレー、チョコレート、牛乳を入れて温める。
鍋にボンカレー、チョコレート、牛乳を入れて温める
沸騰したら1分加熱。このとき、ふわっとチョコレートの甘い香りが漂ってくる。
加熱し、混ぜ合わせたもの
後はごはんに盛り付けて、ハート型に抜いたチーズをトッピングすれば完成だ。ここまでで3分程度。あっという間に出来上がってしまった。
記者は辛いカレーがあまり得意ではないが、ミルクチョコレートのおかげなのか辛さは感じなかった。一方、チョコレートとはっきりわかる味もせず、ただただコク深い。チーズもアクセントになり、口の中でカレーと溶け合ってマイルドな風味を演出してくれる。「甘すぎるカレーはちょっと」という人でも楽しめそうだ。
こちらも「ボンカレーゴールド 中辛」と食べ比べてみたが、アレンジしないのが「もったいない」と感じるほど、風味の良さが大きく違った。