明太子と言えば福岡県なのに かねふく「めんたいパーク」なぜかありません
2021-02-05 08:00:00
辛子明太子の製造販売を行う「かねふく」は福岡県に本社をかまえ、2021年で創業50周年となる老舗だ。
明太子専門のテーマパーク「めんたいパーク」も運営している。すでに全国4か所に広がり、5番目の新設も間近のようだ。ところが、なぜか本社のある福岡県にはない。
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茨城、静岡、愛知、兵庫の次は...群馬
「めんたいパーク」は、無料で見学できる明太子工場に、できたて明太子の直売店、めんたいミュージアムやフードコーナーなど、さまざまな「めんたいこ」に触れ合える施設だ。日本初、そして唯一の専門施設で、入場は無料となっている。
明太子といえば福岡の名物といったイメージがあるだろう。だが、現時点で「めんたいパーク」があるのは茨城、静岡、愛知、兵庫の4県だ。2021年2月5日付けの「上毛新聞」(電子版)によると、今後5か所目として新たに群馬県にも22年春に新設される予定だ。こちらも福岡から遠く離れた場所だ。
「めんたいパーク」(画像は同パークの公式サイトのスクリーンショット)
「まって、群馬のめんたいパークが全国5ヶ所めだし、福岡にはないの...???(混乱)」 「めんたいパークとか福岡感120%なのに」
ツイッターにはこんな投稿が多数ある。さらには「めんたいパーク」があるがゆえに、福岡以外の地域にもかかわらず地元の名産品が明太子だと勘違いされるとの話や、そもそも「めんたいパーク」を知らなかった福岡県民までいた。
謎のカギは「街全体がめんたいパークだから?」
福岡出身の男性に「めんたいパーク」の存在を知っているか聞くと、「こういったパークがあるのはちらっと聞いたことがあります。でも行ったことはない」との答え。もっとも、地元・福岡には存在しない施設だ。男性は、どうして福岡にはないのか不思議だという。
ツイッターには「めんたいパークは明太子になじみがない地域で明太子の認知度を上げて売る為の施設だから福岡にはないのである」「めんたいパーク、福岡にはないのね 街全体がめんたいパークだから?」などの推測があった。