ニンテンドースイッチ「マリオセット」予約受付すぐ終了 転売ヤーさっそく暗躍
任天堂が販売するゲーム機「Nintendo Switch」(スイッチ)から、マリオをテーマにした特別セット「Nintendo Switch マリオレッド×ブルー セット」が2021年2月12日に発売となる。
予約は1月25日から順次開始されたが、人気のあまり早々に品切れとなったようだ。
予約開始後まもなく「受付終了」の表示
特別セットは、今年で35周年を迎えたマリオシリーズのキャラクター「マリオ」の服装がモチーフだ。スイッチは本体のカラーが鮮やかな赤と青のマリオカラーに変更されている。特別デザインのキャリングケースとスイッチ用の画面保護シートも同梱されている。
1月25日からマイニンテンドーストアや通販サイト「Amazon」、ヨドバシカメラなどでは予約がスタートした。しかし、予約受付開始後すぐに各サイトに人が殺到。25日朝10時半の時点ですでにマイニンテンドーストアでは「品切れ」、ヨドバシカメラでも「予約受付を終了しました」の表示が出ていた。ビックカメラの公式販売サイトでは、アクセスが集中し、25日15時半になっても販売ページが表示されず「ただいま大変混み合い、ご迷惑をおかけいたしております」とお詫びが出ているほどだ。
ツイッターには、予約できなかった人たちからこんな書き込みが。
「Amazon予約瞬殺か。抽選販売も倍率えげつないことになりそうだな...?ゲーム機で遊ぶ前に転売ヤーとのバトルに勝たねばならんとは」 「マリオレッドのswitch予約できなかった」
定価2万9980円も5万円近い高値で出品
早速「転売ヤー」が動いている。価格は2万9980円(税抜)だが、通販サイトでは定価より高値で出品されているケースも。たとえばアマゾンでは、5万円近い価格で販売されていることを記者が確認した。「楽天市場」でも5万円程度で何点か出品されていた。
ツイッターには「マリオレッドSwitch早速転売されまくってて草 予約段階なのにな」、「既に転売ヤーに転売されてる」と、あきれた声が聞かれる。
新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えゲーム機の需要が高まり、通常版のスイッチも品薄な状態が続いていた。今回は特別仕様のセットなだけに、入手は困難を極めそうだ。