マクドナルド、ハッピーセットをリニューアル 子どもたちの成長をサポート
日本マクドナルドはハンバーガーやサイドメニュー、ドリンクに加えて、玩具や絵本が付いてくるセットメニュー「ハッピーセット」を2021年1月8日にリニューアルする。
ハッピーセットは年間約1億食を売り上げる人気メニュー。リニューアルにより、家族の幸せや子どもの成長をサポートし、これまで以上にファミリーに寄り添うブランドを目指す。8日からはサイドメニューを拡充するとともに、おもちゃのコンセプトを進化させる。
遊びを通して想像力や表現力を育む
これまでのサイドメニューは小さいサイズのマックフライポテト(S)と「スイートコーン」の2種類だった。栄養バランスに配慮し、子どもに人気のコーンと枝豆を組み合わせた「えだまめコーン」が8日から新たに登場する。また、腸まで届くビフィズス菌(BB-12)を使用した「ヨーグルト」を追加する。さらに新たな野菜の選択肢として、通常メニューだった「サイドサラダ」をハッピーセットのサイドメニューとして選べるようになった。
おもちゃのテーマも変わる。これまでのハッピーセットのおもちゃは、世の中の流行などを取り入れ、子どもが夢中になって楽しめるものを目指してきた。新たなおもちゃの開発方針では、子どもの興味・関心、能力に気付くきっかけの提供や、成長・発達のサポートを目標としている。
例えば、ハッピーセット「きかんしゃトーマス」では、計6種類の機関車を用意。ブロックになったトーマスやその仲間たちを組み立て、車両同士を連結させて遊ぶことができる。またカラーがそれぞれ異なる機関車を走らせ、自由な想像を楽しめる。これらは子どもの「色」と「形」に対する認識の発育をテーマの1つとしている。
また、「多様性について知ること」もテーマだ。おもちゃに付属するカードには迷路や絵探し、塗り絵が展開されており、そこにはそれぞれの機関車が活躍する島・国に住む生物といった情報が書かれている。オーストラリアで活躍する機関車「シェイン」のカードの場合、カンガルーやコアラと同じ形のシルエットを見つけるという内容の絵探しを用意。このように、楽しみながら各地域のことを学べる。
ハッピーセット「シナモロール」ではソフトクリーム作りのごっこ遊びが楽しめるおもちゃや、実際に水などを計ることができる計量カップと計量スプーンを用意。ごっこ遊びを通して子どもの想像力や表現力を育み、「生活習慣」の形成につなげてほしいという思いがこめられている。
おもちゃはそれぞれ第1弾(8日〜14日)と第2弾(15日〜21日)に分けて販売され、22日以降は第3弾の発売も予定している。ハッピーセット購入時に「きかんしゃトーマス」か、「シナモロール」のどちらかを希望することで、おもちゃ1つが付いてくる。それぞれ3種類で、どれがもらえるかはお楽しみだ。
「きかんしゃトーマス」の第1弾では青色のトーマスをはじめとした3種類が、第2弾では黒色の「ヒロ」など3種類がそれぞれ発売される。「シナモロール」の第1弾では「シナモロールのソフトクリームマシン」など3種類。第2弾では「シナモロールの計量カップ&スプーンセット」など3種類が販売される