コロナに負けず「前に進んでいこう」――東京駅の魅力伝えるポスターを駅構内や地下広場で展開中
「東京ステーションシティ」(東京駅と周辺エリア)は2020年12月7日からブランドメッセージ企画「My Start Station. 私のはじまりの場所。」を展開している。様々なジャンルの著名人5人のメッセージが描かれたポスターやデジタルサイネージを東京駅構内などに掲示している。
東京駅エリアの魅力を伝える企画。新型コロナウイルス禍によって立ち止まることを余儀なくされた一方で、「前に戻ろうとするのではなく、前に進んでいこう」というメッセージや、「前に進もうとするすべての人に寄り添う存在でありたい」という思いがこめられている。
各ジャンルで活躍する人々の前向きなメッセージ
ポスターとデジタルサイネージには、それぞれ映画監督の樋口真嗣氏、JR東日本女子柔道部コーチの福見友子氏、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン氏、フードエッセイストの平野紗季子氏、そして大相撲力士・炎鵬さんからの前向きなメッセージが記されている。
ポスターは全てイラストで表現。親しみを持ちやすく、ほっとした気分にしてくれる絵柄だ。どのようなメッセージが描かれているか。
例えば長年「ゴジラ」シリーズに携わってきた樋口氏のメッセージは「ゴジラが東京に来た時、象徴になる場所はやっぱり東京駅がいい」というもの。このように、東京駅への思いや、ポジティブさのあふれるポスターが展開されている。
ポスターやデジタルサイネージは東京駅構内各所(八重洲中央口、新幹線乗り換え口、階段など)や東京駅前地下広場、そして東京メトロの東京駅・大手町駅で展開。八重洲地下街でも掲示されているが、こちらは21日に終了する。28日からはJR各線の「トレインチャンネル」(電車内のディスプレー)でも目にすることができる。
また、「東京駅」や「はじまり」をテーマにした著名人らへのインタビューが7日から企画公式サイトで公開されている。
「東京ステーションシティ」は、東京駅とその周辺エリアを一つの大きな街と捉え、「東京駅が街になる」というコンセプトのもとJR東日本が命名したプロジェクト。2013年に設立された「東京ステーションシティ運営協議会」が中心になり、様々な企画を展開し、情報発信している。