「銀魂」と「鬼滅の刃」に意外な共通点 両作品に登場する声優が超多かった
アニメ「銀魂」の劇場版「銀魂 THE FINAL」が2021年1月8日に公開となる。その入場者特典として、「鬼滅の刃」のイラストカードが配られることが20年12月8日に発表された。
2つの異なる作品、実は意外な共通点がある。
「鬼滅の刃」キャラを銀魂作者が描き下ろし
「銀魂」はもともと「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた、漫画家・空知英秋さんの人気作品だ。SF時代劇の体裁をなした「人情コメディストーリー漫画」で、根強い人気を誇る。テレビアニメも放送され、これまでに2度映画化した。
次作の映画は、アニメの完全新作だ。公開1週目の入場者特典として、イラストカードが配布される。「鬼滅の刃」に登場するキャラクター「炭治郎」と「柱」を空知さんが描き下ろしたという。
「鬼滅の刃」は、現在映画が大ヒットしている。もともと「銀魂」と同じく少年ジャンプで連載、アニメ化もされた。別々の作品ではあるが、実はアニメ「銀魂」と「鬼滅の刃」の両方に出演する声優が多い。
「煉獄杏寿郎」は「神威」
銀魂で「勇二」役を演じた下野紘さんは、鬼滅の刃では鬼殺隊の隊士「我妻善逸」を演じている。
同じく銀魂で「神威」を担当した日野聡さんは、「鬼滅の刃」のキャラでは鬼殺隊を支える最上級隊士「柱」の一人「煉獄杏寿郎」でもある。また、銀魂では女性人気が高い「沖田総悟」を演じる鈴村健一さんは、鬼滅では柱「伊黒小芭内」を演じる。
それだけではない。
銀魂で「斉藤終」役だった櫻井孝宏さんは、鬼滅で主人公の竈門炭治郎の人生に影響を与えた柱「冨岡義勇」役だ。その炭治郎の父親である「竈門炭十郎」を担当する三木眞一郎さんも、銀魂でも声優として出演していた。
そして、銀魂の主人公「坂田銀時」の声を務める杉田智和さんもまた、柱の一人「悲鳴嶼行冥」として鬼滅の刃に出演している。
主要キャラ以外を含めると、記者が確認したところ、両作品に出演する声優は合わせて30人以上にのぼった。