「ニューノーマル」あるある テレワーク時代の悩みや意識の調査結果とは

   医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(東京都千代田区)は、「ニューノーマルみんなのあるある集・ハプニング集調査」の結果を2020年12月4日に発表した。「ニューノーマル」とは新型コロナウイルス禍で生まれた新しい生活様式や新たな常識のことだ。

   リモートワークやオンラインでの習い事を開始し、テレビ会議やオンラインレッスンを週1回以上実施している20代~40代の働く男女600人(コンタクトレンズ使用者)を対象に調査した。様々なトラブルや「あるある」が明らかになった。それによると、ニューノーマル生活で約7割(70.8%)もの人が「ニューノーマルハプニング」を経験したというのだ。

46.3%がビデオオフのつもりがオンで慌てた経験あり
ストレス解消したいという人が約7割
うまく工夫しながら過ごせているという人も多い
Read more...

ビデオ「オフ」のつもりが「オン」で慌てる

   どのような過ごし方をしている人が多いか、「あるある」を見てみよう。「オンラインミーティングでは、カメラに映る上半身だけ着替えて下半身は部屋着で過ごす」に63.5%もの人が「あてはまる」とした。

   オンライン会議のトラブルとして、「オンラインミーティングでビデオオフで臨もうと思ったのに、オンになっていて慌てたことがある」と回答した人が46.3%もいる。急なテレビ会議により「慌てて着替えをしたことがある」という人も51.9%。こうしたトラブルはパソコンの視聴時間が長ければ長いほど経験した人が多い。ずっとテレワークをしているならば気をつけたいところだ。

   他にも具体的なトラブルの内容として「部屋が汚いのがバレてしまった」(20代女性)、「うまく接続ができずに相手を待たせてしまい、余計に焦ってしまうことがあった」(30代女性)といった声があった。

   そんな「ニューノーマル生活」について、72.0%が「ストレスを解消したい」と回答。「クリアな思考に切り替えたい」とした人は69.5%、「クリアな視界に切り替えたい」とした人は72.0%もいた。やはりストレスや疲れは溜まるようだ。

   一方で、80.0%の人が「ニューノーマルをうまく工夫しながら過ごせている」としており、前向きに取り組もうとしている人の多さがうかがえた。70.0%は「自分なりの規則正しい行動をつくった」と回答。新たな時代でうまく生活するには、自分に適したルール作りが重要かもしれない。

注目情報

PR
追悼