「全米図書賞」翻訳文学部門の柳美里さん 人気作品 1位は『ねこのおうち』・・・ 「honto」調査

   作家・柳美里さんの『JR上野駅公園口』が日本時間の2020年11月19日、「全米図書賞」の翻訳文学部門に選ばれたことを受けて、「honto」は20日、柳美里さんの作品ランキングを発表した。

『人生にはやらなくていいことがある 』(ベストセラーズ)
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『家族シネマ』で芥川賞

   それによると、1位は、自身も数匹の猫と暮らす著者が描く、猫とその家族の物語『ねこのおうち』(河出書房新社)、 2位が『JR上野駅公園口』(河出書房新社)。3位が『人生にはやらなくていいことがある 』(ベストセラーズ)、4位『国家への道順』(河出書房新社)、5位『貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記』(双葉社)だった。

   柳美里さんは1968年生まれ。97年『家族シネマ』で芥川賞受賞。「全米図書賞」の翻訳文学部門は2018年に多和田葉子さんが『献灯使』で選ばれたばかり。

   「honto」は大日本印刷株式会社(DNP)が株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂及び株式会社トゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店。今回はhontoサービス実施店の丸善、ジュンク堂書店、文教堂とhontoサイトで購入された書籍の販売データをもとに集計した。集計期間:2011年1月11日~2020年11月20日。

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