「永遠の処女」よみがえる 原節子生誕100年、23作を一挙上映、全席指定

   日本映画史上最高の女優と言われている原節子(1920~2015)生誕100年を記念した特別上映会「生誕100年 映画女優 原節子」が2020年11月17日から12月11日まで、東京・京橋の国立映画アーカイブで開かれる。戦前戦後の代表作や映画史上の名作、再評価すべき秀作など23作を取り上げて、原節子の足跡を辿る意欲的な企画だ。

生誕100年、原節子がよみがえる
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「恋人」と言われた男性も

   原節子は14歳で映画女優になり、その清楚な風貌から「永遠の処女」とも呼ばれた。代表作に『わが青春に悔なし』、『青い山脈』、『東京物語』など。1963年、42歳で映画界を去ってから亡くなるまで一切のマスコミの取材を拒否して静かな生活を続けた。ノンフィクション作家、石井妙子さんの『原節子の真実』 (新潮文庫)は、結局別れることになった「恋人」と言われた男性についても示唆している。

   会場は定員156人(各回入替制・全席指定)。問い合わせは050-5541-8600(ハローダイヤル)。上映作品名とスケジュールはウェブサイトで。

【前売指定席券 (全席指定席・128席)】
一般・シニア(65歳以上)・学生は前売指定席券を購入する必要がある。会場でのチケット販売はない。チケットぴあにて全上映回の前売指定席券を販売中。[Pコード:551-165]。
▷一般 520円/高校・大学生・シニア 310円/小・中学生 100円

【障害者・キャンパスメンバーズ等券 (28席)】
障害者ならびに国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズを対象に、各日の開館時より1階受付にて発券する。▷障害者(付添者は原則1人)、キャンパスメンバーズは無料。

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