「表情についての悩み」7割以上が「ある」 ヤーマン「表情・笑顔に関する意識調査」
美容機器メーカーのヤーマン(東京都江東区)は2020年日10月15日、「表情筋研究所」プロジェクトを立ち上げた。長年の研究から、表情筋や笑顔にまつわる情報を発信する。
プロジェクト開始に伴い、表情筋研究の研究成果情報の第1弾として、同社が2020 年8月7日~11日に行った「表情・笑顔に関する意識調査」の調査結果を公表した。
「笑顔に自信があるとは言い切れない」76.7%
まず、「顔・表情について、気になること・悩んでいることがあるか」という質問には、全体の71.4%が「ある」と回答した。性別ごとに「ある」と答えた人は、女性全体のうち88.5%、男性全体のうち54.3%だった。また、「これまで顔の表情のことで失敗したエピソード(自由回答)」には、「商談の時、真剣な顔をしていたつもりが、先方に怒っていると思われてしまった(20代男性・経営企画・事業企画)」、「身分証明書用の写真を撮ると、いつも疲れた感じになってしまい、目つきも悪い(30代女性・主婦)」といった回答が寄せられた。
次に、「ご自身の笑顔に自信を持っているか」という質問。「自信がある」と答えた人は全体の6.3%、「まあまあ自信がある」は17.0%と、両方合わせても2割強だった。一方で、全体の76.7%が「自信があるとは言い切れない」と回答した。特に、男女ともに、年齢を重ねるほど笑顔に自信があるとは言えない人の割合が多くなる傾向が見られた。
また、コロナ禍において月に2回以上オンラインミーティングを行った216人を対象に、「オンラインミーティングにおける自身の表情についての気になること/不満なことはあるか」を質問した。結果、そのうちの70.6%が「気になること/不満なことがある」と回答した。
調査は、国内在住の20~50代の男女計800人(各世代性別100人ずつ)を対象に、インターネット上で行われた。