スマホと連携してスマートに天体観測できる望遠鏡
2020-10-09 12:00:00
スマート家電などを手がけるプラススタイル(東京都港区)は、仏・米国のスタートアップ企業Unistellar製の望遠鏡「eVscope(イーヴィスコープ)」の予約受付を直販サイト「+Style」にて行っている。発送は2020年11月上旬以降の予定。
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独自技術により都市部でも鮮明に観察が可能
ソニーの超高感度センサー「IMX224」を搭載し、スマートフォンアプリ「Unistellar」と連携してスマートに天体観測ができる。独自の「エンハンストビジョンテクノロジー」により、光害の影響が大きいとされる都市部でも鮮明に観察可能。
従来の望遠鏡では難しかったという4.5インチ口径での高い集光性能を備える。「IMX224」でとらえた光を短時間で蓄積させる技術と、独自の算出モジュールの画像処理アルゴリズムによるクオリティーの高い観測を実現した。
天体の正確な位置をソフトが認識して最適な方向へ向けてくれる「AFD(自立フィールド検出機能)」も搭載。内蔵した座標データベースを元に、視野に入った星を自動的に認識する。加速度センサーや電動マウントとの組み合わせで様々な方向の天体に正確に焦点を合わせ、スマートフォンに天体の情報を送信。そのほかアプリでは望遠鏡の操作やRAW撮影データの転送なども可能。
また、地球外生命体の発見を目的とする非営利組織「SETI Institute(SETI協会)」とのパートナーシップにより、天体観測キャンペーンに参加できるとのことだ。
三脚、USB Type-C to A充電ケーブル、アクセサリーボックス・ツールなどが付属する。
価格は37万9800円(税込)。
(2020年10月9日23時15分追記)記事の一部を修正しました。