「iPad Air」新モデル 全画面デザインにUSB Type-Cを装備、新色も
アップルは、タブレット端末「iPad Air」新モデルを2020年10月に発売する。オールスクリーン(全画面)デザインの10.9型(2360×1640ドット)「Liquid Retina」ディスプレーを搭載。「A14 Bionic」64bitプロセッサー内蔵によりパフォーマンスと電力効率が向上したという。
ストレージ容量は64GBと256GB
背面に4Kビデオの撮影にも対応した1200万画素カメラを、また前面に700万画素「FaceTime HDカメラ」を装備。また、インターフェイスは新たにUSB Type-Cを備え、カメラや各種ストレージ、最大4K解像度の外部ディスプレーなどとの接続が可能になった。
指紋認証「Touch ID」センサーをトップボタンに内蔵し、ロック解除やアプリへのログイン、「Apple Pay」などが使用できる。「Magic Keyboard」や「Smart Keyboard Folio」、「Apple Pencil」などの周辺機器も対応。
OSは「iPadOS 14」をプレインストール。「Wi-Fi 6(802.11ax)」準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0をサポート。28.6Whリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、最大10時間のWi-Fiでのインターネット利用やビデオ再生が可能。
なお、筐体には100%再生アルミニウム、メインのロジックボードのはんだ付けには100%再生スズを使用しているほか、スピーカーの磁石にも100%再生希土類元素を用いるなど環境に配慮した設計となっている。
カラーはシルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色。
価格は、Wi-Fiモデルのストレージ容量64GBが6万2800円、同256GBが7万9800円。Wi-Fi+Cellularモデルの64GBが7万7800円、同256GBが9万4800円。
このほか、「A12 Bionic」プロセッサーを搭載した第8世代「iPad」を9月18日に発売した。
ストレージ容量32GB/128GB、Wi-Fi/Wi-Fi+Cellularモデルを用意し、価格は3万4800円~5万9800円(全て税別)。