今年の敬老の日は「自宅でいつも通り」 でも本音は「子や孫に会いたい」6割以上

   2020年9月21日は、敬老の日だ。国産の農林水産物等の販売促進対策を実施する農林水産省の「#元気いただきますプロジェクト」は、「敬老の日に関する調査」を実施。9月11日に結果を公表した。

   調査から、新型コロナウイルスを踏まえて今年は子や孫に会わず、自宅で普段と変わらず過ごす予定のおじいちゃん、おばあちゃんが多いことが明らかになった。

「おじいちゃん・おばあちゃんに#元気いただきますギフトを贈ろうキャンペーン」
敬老の日の予定と過ごし方
敬老の日の希望の過ごし方
敬老の日に欲しいもの
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「自宅に子どもや孫を呼んで食事したい」けれど

   調査対象者は、子どもまたは孫がいる全国の60歳以上のおじいちゃん・おばあちゃん150人ずつ、計300人。インターネットで20年8月28日~8月30日に実施した。

   敬老の日に子や孫と会う予定かどうか尋ねたところ、67.3%が「現時点で直接会う予定はない」と答えた。今年の敬老の日の過ごし方は「家でいつもと変わらずに過ごす予定」(81.3%)との回答が最多となった。

   一方で、本当はどう過ごしたいと思っているのか。敬老の日の希望の過ごし方を聞くと「自宅に子どもや孫を呼んで、一緒にいつものような食事ができればうれしい」(64%)、「自宅に子どもや孫を呼んで、家で一緒にいつもより少し贅沢をした食事ができればうれしい」(54.7%)が多く挙がった。

敬老の日においしい国産食材をプレゼントしよう

   敬老の日にどんなものが欲しいか。これについては、「洋菓子・和菓子」(21%)、「フルーツ」(15%)、「お酒」(14%)、「花」(12.3%)などが上位にランクインした。

   農水省では、現在「#元気いただきますプロジェクト」の一環として「おじいちゃん・おばあちゃんに#元気いただきますギフトを贈ろうキャンペーン」を実施中だ。同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響により、過剰在庫や売り上げ減少などの問題を抱えている国産食材の生産者の支援を目的としている。

   特設サイト上で、敬老の日にプレゼントできるお得な国産食材や商品を紹介している。掲載されているのは国産牛肉や水産物、野菜・果物、茶、そばなどで、そのままサイト上で購入可能。自宅にいながら全国のおいしい国産食材を大切な人に贈れる。

   キャンペーンは20年9月21日まで。

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