オリジナルイラストがデジタル花火に 気鋭のクリエイターがオンラインで打ち上げる

   新型コロナウイルスの影響で、各地の花火大会がやむなく中止に追い込まれた今夏。ただ、コロナ禍でも花火を楽しむ方法がある。2020年10月4日の18時半から、ユーチューブ上で開催する無料イベント「クリエイターオンライン花火大会」がそのひとつだ。

   クリエイターたちがイラストの線画を編集ソフトで「デジタル花火」に仕立て、オンライン上の夜空に打ち上げる。「少しでも花火大会気分を味わってもらい、日本や世界が明るくなるように」との思いから、映像クリエイター・パフォーマーの山下諒さんが企画した。

第1回お試しクリエイターオンライン花火大会で打ち上げられたデジタル花火
クリエイターにとっても新たな活躍の場に
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自分が描いたオリジナル線画イラストがオンライン上の夜空に

   「クリエイターオンライン花火大会」の模様はユーチューブの「クリエイターオンライン花火大会チャンネル」で放送され、声優・漫画家の徳井青空さんがゲストMCとして盛り上げる。ほかにもオンライン物販会場、参加者同士がリアルタイムでコミュニケーションを図れる花火観覧エリアなど様々な企画が予定されている。

   この花火大会は、観覧だけでなく参加できるのが魅力だ。オリジナルの線画イラストを以下の方法で応募すると、大会当日に花火として「打ち上げて」もらえる。

(1)ツイッターで「#クリオン花火」とつけ、9月18日までに線画イラストを投稿する
(2)主催者の山下さんのツイッターDMに、9月18日までに線画イラストを送る
(3) 9月23日正午までに「デジタル花火コンテスト」に応募する

   (1)の方法で応募すると、徳井さんのサイン色紙が抽選で当たる。山下さんはJ-CASTトレンドの取材に対し、「イラストは現段階だけでも400枚近く集まり、『クリエイターの祭典』といっても差し支えない規模まで発展しました」と明かした。「withコロナでも花火を見たい!」というニーズに応えるだけでなく、新型コロナウイルスの影響で活躍の場を失ったクリエイターたちを後押ししたい思いがあるという。

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