陣痛の痛み和らげる「無痛分娩」の是非 痛みに耐えてこそ母親?
デフレ時代に育った若い世代は、「希望」を持ちにくい?
火鍋を囲んで世間の問題を語り合う「火鍋チャンネル」。元厚生労働省政策統括官の今別府(いまべっぷ)敏雄さんをゲストに迎え、少子化問題の議論が白熱している。第6回の今回、前半は少子化対策に必要な「希望」について、後半は無痛分娩などが話題となった。
「人生に対する志」はあるか?
今別府さんは厚生省(現厚生労働省)に勤めていた当時、少子化対策には「できることを全部やろうと思って」取り組んでいた。いくつもの政策を実現させたが、課題解決に必要なのは「出産適齢期についてきちんと伝えることと、子どもという『無償の愛』を注げる存在をちゃんと理解してもらう、というのが今の僕の結論」と話す。
突き詰めれば、「(それぞれの人が)希望をどうやって持つか、という話に尽きるんですよね。それは、この国の未来に対する希望でもある」と今別府さん。とはいえ、経済成長の「いい時期」を知らない、デフレ時代に育った若い世代は、「希望」を持ちにくいのかもしれない。青山浩さんは、希望を見いだすには、時代の状況にかかわらず「人生に対する志」を抱くことが大切ではないか、と語る。
一方、山本一郎さんは、「志っていま、持ちづらくないですか」と疑問を投げかける。自分の人生に対する志、ひいては「国を率いるとか社会のためにがんばるという気持ち」をなかなか持てないことがモラルの低下を招き、希望を持てない理由にもなっている、と分析する。「それはやっぱり身近にロールモデルを見ないとダメなんですよね」と今別府さん。
若者が希望に燃え、志高く近代国家建設に取り組んだ明治時代に話が及ぶと、明治維新の立役者、西郷隆盛と大久保利通ではどちらが好きか、歴史談議に花が咲いた。今別府さん、山本さんともに大久保派で、「今度ゆっくり話しましょう」。
その後、男性目線に寄りがちな議論から、話題は「出産の大変さ」へと移った。西原さんは「先進国で(陣痛の痛みを麻酔で和らげる)無痛分娩を(積極的に)してないのは日本ぐらい」と言い、山本さんは「無痛分娩では、母親の気持ちがわからないという第三者からの声もある」と指摘する。そのような意見も「少子化を生んでいるような気がするんです」(山本さん)。トークの続きはYoutube「火鍋チャンネル」で。
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