タピオカの次はナタデココがくる! ドリンクからグミまで絶妙の「こりこり感」
2018年頃から若い女性を中心にブームとなった「タピオカ」。しかし、最近ではそれも落ち着きを見せている。
次は一体何が流行るだろうか。2020年夏、人気を集めているのが「ナタデココ」だ。
1993年頃にもブームになった
「タピオカよりナタデココ派」 「タピオカよりナタデココが美味い」
こうしたつぶやきが、ツイッターには数多くある。
実は、タピオカミルクティー専門店でもトッピングにナタデココが選択できる店は多い。記者がよく行く店でも、タピオカではなくナタデココを選ぶ人をちらほら見かける。
ナタデココは、ココナッツの果汁を発酵させてゲル化した、フィリピン発祥の伝統食品。1993年頃には、日本でも一時期ブームになった。タピオカはもちもちしているが、ナタデココはこりっとした歯ごたえが特徴だ。
最近、様々なナタデココ商品が販売されている。J-CASTトレンド記者が東京都内のコンビニエンスストア、100円ショップ、自動販売機を見て回ると、数多く見つかった。今回はナタデココドリンクやゼリー、グミを入手した。
まず、20年8月11日発売の「チュッパチャプス」をイメージしたドリンク「チュッパチャプスコーラゼリードリンク」。ぷるぷるしたコーラ味のゼリー飲料の中に、小さく角切りされたナタデココがふんだんに入っている。優しい甘さで、ゼリーとナタデココの「つぶつぶ食感」が楽しめた。
ローソン「ライフガード」のゼリーにも
自販機では、ドリンク「ナタデココヨーグルト味」を見つけた。伊藤園の商品で、乳酸菌飲料のまろやかな味がした。缶の中に小さめのナタデココが入っていて、ちょっとしたおやつにもなりそうだ。ただ、ナタデココのロゴを押し出しているわりには数が少なく感じられ、タピオカ同様底に粒が残ってしまい、食べるのが難しかった。
ローソンには、ユニークなナタデココ入りゼリー「ライフガードカップゼリー300g」があった。炭酸飲料「ライフガード」をゼリーにしたもので、20年7月21日から数量限定で販売されている。味はドリンクにそっくりだが、食感はゼリーで、何とも不思議な感覚。底に柔らかめのナタデココが入っており、意外とマッチしていた。量がたっぷりあるので、ひとつで満足できそう。
100円ショップには「ナタデココピーチグミ」というナタデココをイメージしたグミを発見。見た目は白くて四角、食感はコリコリしており本物に近かった。同シリーズとして、他にもブドウ味とマスカット味も販売されているとのこと。