「高校生クイズ」1回戦はオンラインで開催決定 2回戦以降はスタジオ予定も日テレ「柔軟に対応」
日本テレビ(東京都港区・以下、日テレ)は2020年8月11日、新型コロナウイルスの影響で今夏の開催を見送っていた「ライオンスペシャル・第40回全国高等学校クイズ選手権」(以下、本大会)を同年11月に開催すると公式サイトで発表。参加エントリー受付を開始した。
エントリー期間は8月11日から10月20日までで、参加資格は「同じ学校の現役高校生による3人1組」となる。
3人それぞれが自分のスマホを使用
同クイズ選手権は、1983年から催されている日テレの人気クイズ番組企画。毎年全国から数千人の高校生が参加する一大クイズイベントだ。
11月15日からは、予選を勝ち抜いた約150人の高校生による全国大会1回戦がオンラインで行われる。その後、11月21日・22日の2日間に予定している全国大会2回戦~決勝戦は、8月11日現在、例年通り日テレの番組スタジオでの開催を見込んでいる。
J-CASTトレンドが日テレに取材すると、宣伝部の担当者は「2回戦以降も、新型コロナウイルスの感染状況を見て柔軟に対応できるよう様々な対策を進めている」と説明した。
同クイズ選手権はまず11月3日より、昨年19年と同様にスマートフォン(スマホ)を使用しての全国一斉予選がオンライン上で行われ、選ばれた参加者は自宅などから参加する。日テレ公式サイト上の大会ページによると、昨年の「3人で1台のスマホを使用するシステム」から、今年は「3人それぞれが自分のスマホを使用するシステム」に変更するとのこと。チームの3人全員が同じ場所から予選に参加する場合でも、ソーシャルディスタンスを保って行う。
開催時期が秋にずれ込んだり、リモートでの参加がメインになったりとイレギュラーが多いが、ツイッター上では、「どんな形であれ高校生クイズが開催されるのは喜ばしい」、「事務局やスポンサー様の努力の賜物、本当に素晴らしいです!!」など、開催決定を喜ぶ声が挙がっている。
なお必要な機材や詳細なルールについては、代表校にむけたガイダンスで説明する。エントリー方法や参加規約などの詳細は、大会公式サイトまで。