少子化対策で「やらなかったこと」 元厚労官僚の反省と妊娠・出産の現実
結婚適齢期は本人のタイミング。でも出産適齢期は......。
ゲストに元厚生労働省政策統括官の今別府(いまべっぷ)敏雄さんを迎えた「火鍋チャンネル」2回目。前回に続き、少子化問題について語り合う。
「政府は産後の対策に重点を置いているが、それ以前の問題。結婚して子どもを増やすところにフォーカスしない理由は」と問う山本一郎さんに、「(個人の自由だから)そこには立ち入らない」と答える今別府さん。しかし現役を退いてから、「反省していることがある」という。
「無償の愛」より「危機回避」?
子どもを産み育てる環境づくりに尽力してきた今別府さん。しかし、未婚化・晩婚化が少子化の大きな要因になっていることから、「生物学的な出産適齢期があると、周知を徹底しなくてはいけなかった」と反省する。「なんとなく学校に行って、結婚するのが遅くなって、気づいたら30過ぎちゃったってなるのは......」
「独身のババアが量産される仕組みですね」。後を引き取った山本さんの過激な発言をさらりと受け流し、「結婚適齢期は本人が決めればいいけど、生物学的な出産適齢期は決まっているんですよということを、若い人たちに正確に伝えなきゃいけない」
一方、やや異なる視点で若い女性に向けた啓蒙活動をしている西原理恵子さんは、「女性の体のタイムリミットとか、旦那に殴られたらどこに逃げるかとか、失業保険のもらいかたとか」を、妊娠・出産の正しい知識とともに「女性学」として本にまとめているという。
「子どもがどれだけかわいいかとか、無償の愛とか、そういうことを書いたほうが......」と今別府さんが口を挟むと、「危機回避の方が大事ですから」とキッパリ。女性の立場から「なぜ、子どもを産み育てることが難しいか」を切々と訴えた。
夫婦共働きで子どもが熱を出せば、面倒を見るのはたいてい母親だ。きょうだいがいれば順番に熱を出し、そのたびに仕事を休まざるを得ない。「おじいちゃん、おばあちゃんに面倒見てもらえば」と青山さんが促せば、「子どもの病気をバッチリもらって、そのまま病院送りですよ」と山本さん。
レギュラー陣3人が、あーでもない、こーでもないと議論していると、「やっぱりこういう話になるもんね、子どもっていうとね」と今別府さん。「でも、子どもって育つじゃないですか。たいへんなことは山ほどあるけど、夢がある」。そんな今別府さんが、出産適齢期に加えて「いま、若い人たちに伝えたいこと」とは。続きはYoutube「火鍋チャンネル」で。
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