本当にあった「クソリプ」かるたになった 「不快な返信」知れば防止につながる
2020-06-30 05:00:00
クソリプ――SNSにおいて、見知らぬ人から不快・的外れな内容の返信がくること、あるいはその返信そのものを指す言葉だ。
ネット広告やPRイベントの企画・制作を手掛ける「人間」(大阪市)は2020年6月30日、そんなクソリプを題材とした商品の予約販売を開始した。その名も「クソリプかるた」だ。
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1000件以上から選ばれた50種類
SNS上で実際にあった1000件以上のクソリプをリサーチし、その中から合計50種類を元に作られたかるた形式のカードゲーム。クソリプは、「煽り系」「自分語り系」など12のパターンに分類されている。読みあげられた「投稿文」に対し、参加者は実際に届いた正しい「クソリプ」を取り札の中から予測して選ぶのが基本的な遊び方だ。プレイ人数は3~7人で、対象年齢は15歳以上。
通常のかるたとは違い、回答発表まで正解がわからない。そのため「全員が取り札を取るまで待つ」「正解が出るまで取り続ける」という点が、本商品の特徴だ。さらに、より臨場感をもってクソリプを体感できるよう、「クソリプを読み上げながら取る」といった独自ルールも存在するという。
発表資料の中で、制作者の岡シャニカマさんは「クソリプ予防には『クソリプの理解を深める』ことが効果的だと考えています」とコメントしている。
価格は2300円(税別)。