クラウド連携で高画質処理 東芝「レグザ」4K有機ELテレビ
東芝映像ソリューションは、「レグザ」ブランドから、4K有機ELテレビ「X9400」シリーズを2020年6月19日から順次発売する。
放送波からネット動画まで高画質で楽しめる機能搭載
業界初だというクラウドと連携し高画質処理を行う「クラウドAI(人工知能)高画質テクノロジー」、新たな映像処理エンジン「ダブルレグザエンジンCloud PRO」を搭載。詳細なジャンルやコンテンツごとの画質特性をクラウド「映像調整データバンク」から取得し、視聴中のコンテンツに適切なパラメーターを用いて高画質処理を行う。
ガンマおよび輝度特性に磨きをかけたという新開発の高コントラスト有機ELパネルの採用により、さらなる映像美を実現。内蔵した色温度センサーが視聴環境の明るさや色温度の違いをリアルタイムに検出し、適切な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャー」を装備する。
放送波のノイズを低減し、テレビ番組のテロップもくっきりと描き出す「地デジAIビューティPRO」、動画配信サービスごとの画質特性や圧縮方式などを適切なパラメーターで処理しネット動画をなめらかに表現する「ネット動画ビューティPRO」など、様々なコンテンツが高画質で楽しめる機能を備える。
音響面では実用最大出力142ワットのパワーアンプを搭載した「レグザパワーオーディオX-PRO」を実装、迫力と広がりのあるリアルな高音質を再現している。
地上デジタル放送を最大6チャンネル録画できる「タイムシフトマシン」を搭載し、自由な視聴スタイルを実現。4Kチューナー2基を内蔵し、4K番組を視聴しながら別の番組が別売の外付けUSBハードディスクに録画できるほか、地上/BS/110度CSチューナー3基を内蔵し、2つの裏番組録画が可能だ。
ラインアップは、77V型「77X9400」(今秋発売)、65V型「65X9400」、55V型「55X9400」、48V型「48X9400」(今秋発売)の4モデル。
また、「レグザエンジン Cloud PRO」「レグザパワーオーディオX」搭載、「タイムシフトマシン」非搭載の「X8400」シリーズも7月10日に発売する。55V/48V型を展開。
いずれも価格はオープン。