日本の伝統素材「高島縮」使用の夏向けマスク 「体感温度はマイナス2度」
2020-06-11 11:00:00
若林(京都市)は2020年6月5日、京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」から国産素材「高島縮」を使用した夏向けマスクを発売した。
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江戸時代から200年の歴史をもつ織物
「SOU・SOU」は、日本の四季や風情をポップに表現する京都のテキスタイルブランド。2020年4月中旬から通算15万枚を売り上げた手ぬぐいマスクに続いて、江戸時代から200年の歴史をもつという日本の伝統織物「高島縮(ちぢみ)」を使用した布製マスクを予約販売する。
滋賀県高島市で生産されている「高島縮」は、シボの凹凸が肌との密着を少なくし吸汗性や放湿性にも優れているため、「体感温度はマイナス2度」と言われている機能素材。昔から肌着やパジャマ、ステテコなどに利用され親しまれてきたという。
また、「SOU・SOU」のテキスタイルは、すべて京都の着物文化を支えてきた染工場による手捺染(てなせん)、別名「京型友禅」によるもの。型の合わせ具合や重ね合わせによる色の表現など、熟練した職人技が必要だという。なお、「SOU・SOU」の生地には規制対象の有害物質(24種類の特定芳香族アミン)を生成するアゾ染料を使用していない。
「SOU・SOU」オンラインストアなどで取り扱う。
価格は528円(税込)。