40センチのアマビエを本社前に設置 ダルマのように「目」入れる人募集
2020-05-19 05:30:00
全長約40センチのアマビエを本社前に設置――。精密鋳造メーカーのキャステム(広島県福山市)が2020年5月15日、新型コロナウイルスの終息を祈願して行った。
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「クスッとでも笑っていただけたら」
J-CASTトレンドがキャステムに電話取材をすると、新規事業部の八杉果奈さんは「私たちの『まだ誰もやったことがない、面白いことに挑戦する』というスローガンと、その活動内容について広く知ってもらえる良い機会だと思い、今回のアマビエ設置を企画しました」と経緯を語った。「コロナ続きで元気がない人や前を通りかかった皆さんに、クスッとでも笑っていただけたらという思いで置いています」。
報道向け資料によると、設置されたアマビエには片方だけ黒目が書かれていない。「願い」がかなったら黒目を書き入れるダルマのような縁起物の意味を込めており、コロナ終息の際に書き入れてくれる人を募集している。住所、名前、電話番号、どうしてアマビエに目を書き入れたいのかを記入の上、専用のメールアドレスに送信して応募する仕組みだ。
「すでに応募が数件来ています。単純にアマビエが好きだからという人もいますが、『卒業式や入学式が中止になってしまった子どもに何か思い出作りをしたい』といった声も寄せられています」(新規事業部・八杉さん)
純銅製アマビエお守りを販売
アマビエ設置と連動して、キャステムの自社ECサイト「IRON FACTORY」で、アマビエのミニチュアフィギュアと純銅製のお守りも販売中だ。
4センチのミニチュアアマビエフィギュアは、両目が入った「アマビエ」と、自分で目を書き入れたい人に向けた「白目アマビエ」の二種類。
価格はいずれも3000円(税込)。
純銅製のアマビエお守りは15ミリのミニサイズ。報道向け資料によると、コロナウイルスの生存期間は銅の表面ではわずか4時間にまで短縮するということで、ウイルスから皆を守ってくれるようにという思いから材質を純銅にしたという。
価格は1200円(同)。