Wi-Fiでスマホと連携、手軽に観測 天体望遠鏡2モデル

   総合光学機器メーカーのビクセン(埼玉県所沢市)は、米セレストロン製の天体望遠鏡2モデルを2020年5月18日に発売する。

スマホの操作で簡単に天体観測が可能
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軽量コンパクトモデルはスマホカメラで月の撮影も

   いずれもWi-Fi機能を搭載。無料の専用アプリ「Sky Portal」をインストールしたスマートフォン(スマホ)と連携し望遠鏡の制御が可能になる。同アプリには12万個以上の天体情報が登録され、スマホやタブレットPCから展望したい天体を選ぶだけで自動導入ができ、詳しい天体知識がなくても観測が楽しめる機能を備える。

   軽量コンパクトモデル「Astro Fi5 SCT」は焦点距離1250ミリで、高倍率での月面および惑星観望に適し、土星の環(わ)や木星の模様なども観察可能。各波長の平均透過率83.5%を実現し、よりコントラストの高い像が得られる。

   鏡筒の対物レンズキャップにスマホ用カメラアダプター機能を備え、レンズキャップの穴にスマホのカメラを合わせてゴムで固定して接眼レンズ側にセットすれば、手軽に月の撮影が可能とのことだ。

   「NexStar Evolution 8 SCT」は、セレストロンを代表するC8鏡筒を搭載し、大口径によるすぐれた集光力と焦点距離2000ミリで、月面や惑星の観察に加え微光天体の展望にも適するという。

   リチウムイオンバッテリーをフォークアームに内蔵し、コードレスで約7時間の連続観測を実現。USB充電ポートを装備し、スマホ/タブレットの充電も行える。

   いずれも価格はオープン。

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