有機EL＆トリプルレンズカメラ搭載 「Xperia」ミッドレンジでは初

   ソニーは、スマートフォン「Xperia 10 II（エクスペリア・テン・マークツー）」を2020年5月下旬以降に発売する。「4G（LTE）」に対応し、「Xperia」シリーズのミッドレンジモデルでは初だという有機ELディスプレーとトリプルレンズカメラを搭載する。

ミッドレンジながら画質や音質、カメラ性能が充実

重さ約151グラム、ディスプレー6.0型サイズ

   重さ約151グラムの軽量で、幅約69ミリの持ちやすいサイズを実現。ディスプレーは縦横比21：9の約6.0型サイズで、フルHD+（2520×1080ドット）解像度。

   背面のメインカメラは約1220万画素標準、約800万画素超広角、約800万画素望遠の3つのレンズを自在に切り替えてシーンに合わせた撮影が楽しめる。人物や料理の撮影時にはシャッターを押すだけで本格的な色再現が可能。暗いシーンでも美しく撮れる「ナイトモード」を新搭載する。前面のサブカメラは約800万画素。

   音響面では、3.5ミリ・オーディオジャックを搭載するほか、ワイヤレスでもCDを超える高音質の「ハイレゾ（ハイレゾリューション・オーディオ）音源」が楽しめる伝送技術「LDAC」、圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする高音質化技術「DSEE HX」などに対応する。

   OSは「Android 10」、メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB。microSDXCメモリーカード（最大1TB）対応。IPX5/8防水、IP6X防塵性能を備える。IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0をサポート。バッテリー容量は3600mAh。

   カラーはブラック、ホワイト、ミント、ブルー（NTTドコモモデルのみ）。