シャープマスク「抽選販売」狂騒曲 応募殺到か、サイトつながらず「おわび」連発
シャープの個人向けマスク「第1回抽選販売」が2020年4月27日に行われた。21日に公式サイトで一度発売したが、予想を大幅に上回るアクセスでサーバーが一時ダウン、結局中止となった。
アクセス集中を緩和するため、4月27日0時から23時59分の終日、購入希望者からの応募を受け付け抽選とした。先着順ではないので時間内ならいつでもよいのだが、フタを開けてみると...。
「抽選の権利さえ得られないとは」
「ご利用ありがとうございます。ただ今、アクセスが集中しており、サイトにつながりにくい状態が続いております。お時間をおいて再度お試しください。お客様には、ご不便ご迷惑をおかけして申し訳ございません」
専用サイトから応募ページに進もうとすると、このメッセージに阻まれてしまう。何度か接続し直して、ようやくお目にかかれた応募ページはレイアウトがガタついており、「異常事態」をうかがわせる。名前やメールアドレス、電話番号を入力し、応募ボタンをクリックしたが「502 Bad Gatewayエラー」と表示されてしまった。申し込みはできていない。ツイッターを見ると、同じように弾かれているユーザーからの嘆き節がいくつもある。
「シャープのマスクサイトまた繋がらない 抽選の権利さえ得られないとは」
「シャープマスクの抽選 100クリックして、2回、人間テストされたけどそこから先には進めずってなことを、一時間おきくらいにやってる。抽選すら、申し込める気がしない」
シャープは公式ツイッターで、断続的に状況を説明している。つながりにくさが解消されず「ごめんなさい」「申し訳ありません」とおわびを連発。果ては、こんなツイートを。
「このアカウントも502 Bad Gateway出したい」
10回ほどアクセスを繰り返して
一方で、無事に応募が完了したという報告ツイートがちらほら。「今朝の9時過ぎ、幸運にもすぐに繋がり、応募完了した」、「昼に混んでて入力ページは行ったけど完了ページが応答なしになったので、さっき改めてやったらシャープマスクの抽選申し込めた」という具合だ。マスク不足に困るJ-CASTトレンド記者の場合、10回ほどアクセスを繰り返したら運良く応募できた。画面には「当選者の方には、4月29日までに順次当選メールをお送りします」と出ている。
ただ、応募者の中には申し込みがきちんと受け付けられているか不安に感じている人もいるようだ。確認したい場合はシャープ公式ツイッターアカウントの説明通りに行うのがよい。
「シャープのマスク抽選応募ページ、いぜん繋がりにくいです。申し訳ありません。なお入力応募後『受付完了』ページが出る、あるいは『入力されたメールアドレスは既に登録されています』と表示される方は無事に応募完了しております」
なお記者の同僚は、朝10時から何度か接続を試みたものの、現時点で応募できていないとぼやいた。