東京五輪延期で「こち亀」ファンざわつく 4年に一度目覚める「あいつ」の行方

   2020年夏に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まったことで、ツイッター上ではある人気マンガのキャラクターに注目が集まっている。

   「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(以下、こち亀)に登場する「日暮熟睡男(ひぐらしねるお)」だ。

2016年に連載終了「こち亀」のキャラに再注目(画像はこちら葛飾区亀有公園前派出所公式サイトより)
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五輪イヤー以外に起こされると...

   日暮は夏季五輪が行われる4年に一度だけ目覚める設定の刑事。未来を予知できる超能力を持ち、あらゆる難事件を解決する。原作のマンガではモスクワ五輪が行われた1980年に初登場し、以降おおむね4年に1回のペースで出ている。作中では五輪イヤーではない年に起こされるケースもあり、その際は機嫌が悪く建物を破壊するなどの暴走行為を行うことで知られる。

   漫画版の「こち亀」は2016年に「週刊少年ジャンプ」での連載を終了している。ただ、その後も個性的なキャラクターの日暮に対する人気は健在で、20年2月29日には「AbemaTV」で五輪イヤーの「うるう年」を記念し、アニメ版「こち亀」の日暮登場回を一挙に放送する特別企画が実施された。

   今回決まった東京五輪の延期。もしマンガでの連載が続いていたら、日暮はどうなっていたのか――。ツイッター上では、

「正しい周期で目覚められなくなってしまう」
「全てを破壊してもう1年寝る」
「オリンピック延期を知り怒り、コロナを超能力で吹き飛ばす」

など、日暮の「描かれ方」が議論になった。

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