池坊保子「ゴーン騒動」は日産経営陣にも責任 「周りだっていけなかった」
「自分で自分を退く。それこそ決断」
前回から「火鍋チャンネル」のゲストとして出演している池坊保子さん。レギュラーメンバーの西原理恵子さん、山本一郎さん、青山浩さんと火鍋をつつきながら、「トップの責任」を語り合う。日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告の話になると、「もちろん、ゴーンさんはいけないんだけど、周りだっていけなかったんだと思う」と経営陣を批判。話題は日本の大企業の劣化から、「働かないおじさん」を生み出す仕組みに及んだ。
「働かないおじさん」が生まれるワケ
山本さんに「経営者はかくあるべき、みたいのってありますか」と問われた池坊さんは、「まずは業績を上げること。だけど、どこかで社会に還元しなきゃいけない」と答えた。ゴーン被告の過ちは、大きな業績を上げた半面、周りの人(従業員)を幸せにできなかったことだと指摘する。
相次ぐ企業の不祥事に「日本の大企業の劣化を感じる」と山本さんが言うと、「経営陣が地位に恋々として、辞め時を誤ることが問題」と青山さん。報酬以上の仕事ができていないとわかっていながら、周囲の幹部も皆できていないのを言い訳に、「このまま桃源郷で遊んでようや」となる。それでも存続するシステムができあがっているのがまずいというわけだ。
企業研究をしている山本さんは、組織の問題をこう分析する。「事業を回しているのは30代後半から40代のバリバリ働いている人たち。その上の世代になると、マネジメントのポストにあぶれ、現場にも戻れない人たちが出てくる。その『どうにもならない人たち』が、会社の仕組み自体をどんどんダメにしていく」。世に言われる「働かないおじさん」は、こうして生み出される。
たまらないのは、「どうにもならない人たち」を養っている中堅層と、さらにその下で「すごい安い値段で働かされ、大したスキルも得られない」若い層だ。今回の「火鍋チャンネル」は、企業の中堅層や若者に共感できることが多いのではなかろうか。
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