みずみずしい「ブランドイチゴ」食べ比べ 「G6苺サミット2020」
果物のある生活を提唱する団体「FRUITS LOVERS LIFE(フルーツラバーズライフ)」は2020年2月10日、おいしいイチゴを食べながら、イチゴについて学ぶ「G6苺サミット2020」を開催した。
参加料金を支払って当日限定のイチゴメニューを味わうスタイルで、モモやブドウなども開催しており、イチゴでは今回で3回目となる。100人限定チケットが事前に完売となる人気イベントだ。
会場となったイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」(東京都渋谷区)には、奈良県「古都華」、和歌山県「毬姫様」、栃木県「とちおとめ」「スカイベリー」、大分県「ベリーツ」、熊本県「ゆうべに」、鹿児島県「淡雪」の6産地から厳選された「ブランドイチゴ」が集結し、食べ比べやドリンク、パフェなどとして参加者に振る舞われた。
限定メニューのイチゴピザも
会場に入ると、ウエルカムドリンクとしてカットした奈良県「古都華」が浮かんだ奈良県の「古都のあわ」とイチゴのミルクティーが手渡された。「古都のあわ」は奈良県のブランドイチゴ「古都華」だけを使ったスパークリングワインだ。
テーブルにつくとウエルカムフードの新宿高野の「特製苺プレート」が出てきた。熊本県「ゆうべに」を使った「苺のトライフル」、大分県産「ベリーツ」をスライスして挟んだストロベリーバンズ、和歌山県「まりひめ」を使った「わかやまポンチ」、鹿児島県「淡雪」に季節の野菜を組み合わせた「いちごのパワーサラダ」とイチゴのメニューが盛りだくさん。
前半は栃木県産「スカイベリー」、奈良県「古都華」、和歌山県「毬姫様」の食べ比べプレート。後半は大分県産「ベリーツ」、熊本県産「ゆうべに」、鹿児島県産「淡雪」の食べ比べも。どれもみずみずしくて甘い。あっという間に完食してしまった。
追加注文できる限定メニューは、イチゴのピザ、イチゴのサラダ、イチゴのミニパフェだ。会場内のオープンキッチンでパティシエたちが栃木県「とちおとめ」を使ったタカノフルーツパーラー オリジナル ミニパフェを作り始めると、多くの参加者が集まってきて熱心に写真を撮っていた。パフェは生クリームの甘さが控えめで、その分イチゴ本来の甘さがしっかりと感じられた。
イベントでは各産地代表者がトークショーを行い、それぞれのブランドイチゴの魅力や、産地の特徴をステージから熱くプレゼンした。「○×クイズ大会」も開かれ、参加者たちは各産地にまつわる景品を巡り、「〇」や「×」の札を挙げて回答していた。
会計をして会場を出ると奈良県のマスコットキャラクター、せんとくんが見送りに。参加者は喜んで撮影したり、一緒に写真に収まったりしていた。
(2020年3月2日16時追記)内容に一部誤りがあったため、修正しました。