和太鼓、三味線とフリースタイルバスケが融合 スゴ技に目を奪われる「忍者集団」動画
「フリースタイルバスケットボール」で何度も日本一に輝いたメンバーのみで結成された5人組チーム「NINJA SKILL BALLERZ」。2020年1月28日に同チームが、パフォーマンス動画「忍者式籠球部隊」をユーチューブに公開した。
津軽三味線と和太鼓を取り入れ、「和」を表現したパフォーマンスを披露している。
超高速ドリブルにボール回し、アクロバット
同チームには、2009年にフリースタイルバスケットボールの国際大会で優勝した「ZiNEZ」さんをはじめ、数々の大会で優勝経験のあるプロたちが集まっている。公開された動画には、メンバーのZiNEZさん、ISSEIさん、TaMaさんの3人が出演している。
パフォーマンスは、和太鼓の音とともにスタート。和太鼓と津軽三味線をバックに、忍者のような黒のマスクと衣装に身を包んだメンバーらがバスケットボールを変幻自在に操っている。超高速ドリブルや指の上でボールを回転させる「ボール回し」、アクロバットなど、約2分間の動画の中に高難度の技が次々繰り出されている。
和太鼓の力強い音、津軽三味線の美しい音色、そして3人の息の合ったパフォーマンスは画面を通して見ても圧巻だ。
「フリースタイルバスケットボール」は、バスケットボールと音楽やダンスを融合させた表現のこと。厳密なルールは存在せず、ボール1つで、どこでも楽しめることが魅力であり特徴だ。動画の冒頭に流れる英語のナレーションは、日本にはバスケットボールのコート数が少ないこともあり、世界の中でも群を抜いてフリースタイルバスケットボール文化が発展した、と説明する。
NINJA SKILL BALLERZは競技人口、認知度ともにまだ十分ではないフリースタイルバスケットボールの魅力を、日本独自の「忍者」をモチーフにして世界に発信している。ユーチューブチャンネルで、複数のパフォーマンス動画が視聴可能だ。