「サイボーグ桃太郎」声は玄田哲章 謎の強烈インパクトで岡山推し
桃太郎が「サイボーグ」となり、岡山県と縁が深いスポーツをPRする動画「サイボーグ桃太郎~スポーツで笑顔輝く岡山県~」が2020年1月28日にユーチューブで公開された。
マッチョな出で立ちの「サイボーグ桃太郎」。ルックスのインパクトは絶大だ。
サングラスはソーラーパネル、その訳は...
動画の主人公は、「スポーツの素晴らしさを伝え、岡山県民の運動不足を解消する」を目的に、桃型のタイムマシーンで未来からやって来た。特設サイトによると、身長は白桃33個分、体重はマスカット8092房分。サングラスが最新のソーラーパネルで、晴れの日が多い岡山県にいる限り半永久的に動き続けられるという。
声を担当するのは、「コマンドー」「ターミネーター」などの映画でアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えを務めた、岡山県出身の声優・玄田哲章さんだ。
2020年の岡山駅前に降り立ったサイボーグ桃太郎は「耳の穴をかっぽじって、よく聞いておけよベイビー」と、県内にスポーツチームがある卓球とバスケットボール、年に一度県内で全日本選手権が開催されるBMXの3競技を紹介する。
卓球選手の高速スマッシュを見たサイボーグ桃太郎は「サイボーグの私にはスローだがな」と強がるが、実際に受け手として体験すると「ウソウソ、早いったら~」とあえなく撃沈。バスケットボール選手の機敏な動きに触発されて挑戦した反復横跳びでは「スピーディーな動きなら私も負けていないがな」と余裕を見せていたが、すぐに息切れしてしまった。
また、空中で激しく回転するBMX選手を見て「もしや新型のサイボーグか?親玉はどこのどいつだ?」と勘違いをするシーンもあった。
競技を紹介し終えたサイボーグ桃太郎は「これからお前は岡山を背負って立つ一人のスポーツ選手だ。スポーツの素晴らしさを未来に伝えていってくれ」と呼びかけると、「約束だ、未来でまた会おう」と最後の言葉を残し、未来へ去っていく。