【ニュースで見る2019年(5)】令和元年は大型台風「大当たり」の困った1年
千葉県を中心に長期間の停電や断水といった甚大な被害をもたらした台風15号をはじめ、2019年も台風が日本各地で猛威を振るった。
発生直後から日本接近、上陸間際、過ぎ去った後の被害と、台風関連のニュースは多い。J-CASTトレンドが今年公開した記事を、何本か紹介する。
10年前は「台風で会社に行かなかったら解雇通告」
■勤務日に超大型台風がくる いまだ続く「出勤すべき?休んでいい?」議論
19年10月12日に日本に上陸し、首都圏をはじめ各地に大きな被害をもたらした台風19号。上陸前の10月9日、女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」に「台風を理由に休ませてくださいは非常識でしょうか」というトピックが立ち、「ひとまず職場に相談すべき」、「様子見ながら行ったら?」などさまざまな意見が飛び交った。
記事後半では、10年前に質問投稿サイトに投じられた「台風で会社に行かなかったことを原因に解雇通告された」人のエピソードも紹介している。
■君たち一体どこから来たの? 台風15号で飛ばされまくった「被害者」の哀愁
気象庁が最大瞬間風速50メートル、観測史上1位と報じるほどの記録的な暴風を伴った台風15号。それが首都圏を直撃した19年9月9日、「意外な被害者」の写真がツイッターに続々と投稿された。道の脇に転がっていたり、植え込みの中に刺さってしまっていたりと哀愁漂う様子に、同情のつぶやきが数多く集まった。その正体とは。
「十二国記」18年ぶりの続編発売日に
■今年の台風は「土日にばかり来る」本当か 上陸・接近日を検証してみたら
「なぜ今年の台風は土日にばかりくるのか」、「土日とか三連休に来る台風多い」。台風19号の接近を受け、こうした疑問がツイッター上に複数書き込まれた。
そこで19年10月7日時点までの台風発生数、接近数、上陸数などを調べ、本当に土日に接近する台風が多いのか、真偽のほどを確かめた結果は...。
■「十二国記」18年ぶり新作発売日に台風19号直撃か ファンが連想するあのコト
台風19号が上陸した19年10月12日は、ファンタジー小説シリーズ「十二国記」の新刊発売日でもあった。18年ぶりに続編が出るとあってファンの期待は高まっていたが、台風の影響で「当日に入手できるか」と不安がる声がツイッター上に噴出。
だが中には台風と作品を関連づけ、「納得」「しょうがない」と受け止めているファンの姿も。そのツイートを見ると作中に登場する、ある天災の名が共通して書き込まれていた。