土屋太鳳、桐生祥秀が2020人と共に 新国立競技場で初めて走る「ASICS FIRST RUN」
スポーツ用品メーカーのアシックスジャパン(本社:東京、以下アシックス)は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて完成した新しい国立競技場(東京都新宿区)の陸上トラックを走るイベント「ASICS FIRST RUN(アシックスファーストラン)」を2019年12月21日に開催した。
女優の土屋太鳳さんや陸上日本代表の桐生祥秀選手らが登場し、集まった参加者と一緒に世界で初めて国立競技場の陸上トラックを駆けた。
桐生選手の快走に沸く
イベントには、アシックスの商品を買って応募するキャンペーンで当選した一般参加者2020人が招待された。
また、ゲストとして土屋さんや桐生選手、国立競技場の設計を手がけた建築家の隈研吾さん、アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずきさん、アテネ五輪ハンマー投げ金メダルの室伏広治さん、アテネ五輪からロンドン五輪まで3大会連続女子レスリング金メダルの吉田沙保里さんら金メダリストが集結。ウォーミングアップの「メモリアルラン」では、ゲストが2020人のランナーを先導する形でトラックを一周した。
その後は、選抜された一般参加者とゲストによる800メートルリレー対決や、一般参加者が自由にトラックを走る「フリーラン」が行われた。
また、桐生選手はユーチューバーグループ「フィッシャーズ」と200メートル走で「勝負」。桐生選手がフィッシャーズ(4人がリレー形式で参加)の6秒後にスタートするというハンディがありながらも、スタート後に一瞬で相手を抜き去り、場内を沸かせた。
土屋太鳳「お神輿を担いでいるような気持ち」
イベント後は土屋さんと桐生選手が報道陣の前に登場した。
今回のイベントについて聞かれた土屋さんは、
「すごくおめでたい感じがして、お祭りで言うとお神輿を担いでいるような気持ちでした。カラダを動かすって改めてすばらしいなと感じた本当に素敵なイベントでした」
と振り返った。
2017年に100メートル走で日本人初の9秒台を記録し、来年の東京五輪ではメダルが期待される桐生選手。五輪への意気込みを聞かれ、
「(20年6月の)日本選手権で五輪出場の資格を得て、そこから集中していけば(五輪は)すぐ。(五輪の)ファイナルに残って、メダルを獲得できるように頑張りたいと思います」
と語った。