きのこの山・たけのこの里「総選挙」最終決着 「永久に不滅」快哉を叫んだのは
明治の「きのこの山」と「たけのこの里」が発売されてから約40年。どちらを支持するのか、ネット上では度々話題になってきた。
2019年8月から約4か月の間、「きのこの山」と「たけのこの里」の人気を国民投票で決める「きのこの山・たけのこの里国民総選挙2019」が開催され、その結果が12月17日に発表された。過去2度行われた総選挙も、今回が最後。決着の行方は――。
松本潤「3回目の国民総選挙で、ようやく」
今回の総選挙では、「きのこの山」を支持する「新きのこ党」と、「たけのこの里」を支持する「新たけのこ党」に分かれて票を競い合った。ツイッターやウェブサイトでの投票総数は1058万7785票だった。
結果は「新きのこ党」が602万1986票を獲得し、勝利した。「新たけのこ党」は456万5799票で、両者の間には145万票以上の差があった。総選挙はこれまで2回開催され、いずれも「たけのこの里」に軍配が上がっていた。「きのこの山」は初勝利だ。
同日に行われた結果発表会には「新きのこ党」党首の松本潤さんと「新たけのこ党」党首の美輪明宏さんが登壇し、選挙結果について語った。松本さんは「3回目の国民総選挙で、ようやく新たけのこ党に勝利することができました。投票してくださった国民の皆様とまさしく『ワンチーム』になったおかげです。ありがとうございます」と、勝利の喜びをあらわにした。
敗れた「新たけのこ党」の美輪明宏さんは、「悔しいですね~。すっごく悔しい。でもたけのこの里が好きな気持ちは変わりませんし、国民の皆様にもかわらずたけのこの里を愛し続けて欲しいですね」と語った。
明治は、今回の総選挙で「きのこの山」と「たけのこの里」の戦いに終止符を打つ。松本さんは「初勝利をもって心置きなく『新きのこ党』を引退できます。新きのこ党は永久に不滅です!」と言葉を残し、マイクとタスキを置き、会場を後にしたという。