2019年クリスマスどう過ごす? 仕事か遊びか、世代で大きな差
LINE(東京都新宿区)が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、「クリスマスの過ごし方」について、全国の10~60代以上の男女を対象にアンケート調査を実施。2019年12月13日に結果を発表した。
いずれの年代も「いつも通り自宅で」という回答が最多だったが、これに次ぐ過ごし方が20代と30代で大きく違った。
いつもと変わらず過ごすのが定番に
調査では、全回答者に12月24日、25日の過ごし方を尋ねた。「いつも通り自宅で過ごす」(53.7%)が、2位の「ホームパーティーをする」(25.1%)に倍以上の差をつけトップとなった。3位以下は「仕事やアルバイト」(20%)、「イルミネーションやツリーを見に行く」(7.2%)、「飲みに行く/ファミレスに行く」(6.2%)と続いた。
LINEリサーチはクリスマスイブが祝日だった18年にも同じ調査を実施しているが、その際も「いつも通り自宅で過ごす」がトップになっている。今年は12月24日が平日だが、2年連続で同じ結果になったことについて同社は「クリスマスでも自宅で過ごしたり、仕事をしたり、いつもと変わらず過ごすというのが定番になっている」と分析している。
30代は「生活を共にする家族の影響なのか」...
年代別に見ても、10代以下~60代以上の全年代で「いつも通り自宅で過ごす」が最も多い結果となった。だが、「2位」を見ると年代による違いが明確に表れる。
10代以下では「勉強や部活をがんばる」(28.2%)が、20代では「仕事やアルバイト」(32%)が2位となった。しかし、30代になると「ホームパーティーをする」(33.8%)が2位になり、20代で2位だった「仕事やアルバイト」は3位だ。
LINEリサーチはこの結果について、10~20代は「いつも通りの日常を過ごす様子がうかがえる」とした一方で、30代は「子どもやパートナーなど生活を共にする家族の影響なのか、ホームパーティーでクリスマスを楽しむ様子がうかがえる」と分析している。
アンケートは10歳以上のLINEユーザーを対象にしたスマートフォンウェブ調査で、19年11月22日~25日に行われた。有効回収数は58万7319サンプル。