猫に観察されながら一夜を明かす 保護猫カフェ×ホテル

   保護猫カフェを展開するネコリパブリック(岐阜市)と、「ネコリパ不動産」を運営するイノーヴ(東京都板橋区)は、保護猫カフェを併設した宿泊施設「ねこ浴場&ねこ旅籠」を、2019年12月16日に、大阪市中央区にオープンする。

猫様の遊び相手になれる
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夜行性の猫の姿が楽しめる

   「猫を浴びて健康になる」がコンセプトの保護猫カフェ「ねこ浴場」内に、猫に観察されながら宿泊するホテルが誕生。宿泊料金は保護猫カフェの運営に充てられる。

   保護猫カフェとガラス1枚隔てたドミトリータイプのホステルに宿泊。夜間はお互いのプライバシー保護のため、ガラス越しで交流する。好奇心いっぱいの猫たちが、ホテル室内を覗き込んでくるという。室内からおもちゃを振って呼んだり、リモコンで遠隔操作できるおもちゃを使って猫の興味を引くことで、"猫様に楽しんでいただく"ことができる。

   本来、猫は夜行性の生き物だ。夜間には、日中では見られないような活発さを見せてくれるかもしれない。

   猫カフェエリアは昭和レトロな銭湯のような内装。ホテルエリアの壁には、江戸時代の浮世絵師である歌川国芳の猫浮世絵が描かれている。

   料金は1人1泊8900円(税別)、チェックインは午後3時から午後8時まで(午後8時以降はチェックイン不可)。

   宿泊費用は、猫カフェの2時間パス(3000円相当)込み。猫カフェエリアを2時間無料で利用できるほか、閉店後・開店前の猫の世話や、清掃タイム中の猫の遊び相手として、特別に猫部屋に入ることができる。

   カフェにいるのは里親を探している保護猫ばかりだ。

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