「喫茶店のドリップ」を自宅で手軽に 日本コカ・コーラ発カプセル式コーヒーメーカー
2019-12-06 07:00:00
日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)は、豆からドリップコーヒーをいれられるカプセル式コーヒーメーカー「&Drip(アンドドリップ)」を2019年12月6日に発売した。インターネット通販「楽天市場」と「Amazon」、東京・二子玉川にある「蔦屋家電」で購入できる(一部店舗では予約販売)。
目指したのは「喫茶店のマスターがじっくりハンドドリップした、ブラックが美味しいコーヒー」。専用のカプセルをセットしてボタンを押すだけで、約60秒で完成する。記者もマシンを手に入れ、実際にコーヒーをいれてみた。
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ワンタッチで本格的なドリップコーヒーが完成
操作方法は、
(1)マシン背面にある「水タンク」に、飲みたい分量に応じた水を入れる
(2)電源を入れてカップをセット
(3)マシン上部の「OPENボタン」を押して抽出ユニットを開け、中にあるカプセルホルダーにカプセルを入れる(カプセル底面にシールが貼られている場合ははがす)
(4)抽出ユニットを閉め、マシン正面上部に表示されるボタン(写真2右画像)から、カプセルの箱に書かれているものを選ぶ
完成すると音楽が流れ、できあがりを知らせてくれる。
抽出している最中から香ばしい匂いが漂っており、一口飲むとすっきりとしたキレのある味わいだった。発表資料によると、おいしさの秘密は「コーヒー豆を酸化から守る、バリア素材を使用した特殊カプセル」と「お湯がカプセル全体に行き渡るドリップ方法」。これにより、焙煎したての香りと鮮度を保った豆の旨味を余すところなく抽出した一杯を楽しめる。
またメンテナンスが手軽な点も魅力だ。ボタン1つで内部洗浄が可能で、清潔さを保ちやすい。付属のペットボトルアダプターを使えばペットボトルを本体にセットでき、そのまま水を抽出に使えるため、水タンクに水を入れたり、水タンクを洗ったりする手間を省ける。
カプセルは別売で、1箱12個入り740円(税別)。現在は「レギュラーブラック」と「カフェラテ」の2種類だが、今後「ダージリンティー」や「アイスコーヒー」などがラインアップに加わる予定だ。