遠くの音や小さな音もクリアに集音 ソニー新ICレコーダー2モデル
ソニーは、ICレコーダー「ICD-UX570F」など2モデルを2019年11月2日に発売。
高感度で低ノイズの内蔵ステレオマイクと独自の録音システムを組み合わせた「Sマイク・システム」を搭載。遠くの音や小さな音もクリアに集音できるという。
マイク感度を自動調整してノイズも低減する録音機能
厚さ約12.2ミリ、重さ約48グラムの薄型軽量ボディーを採用。従来モデルと比べ約25%大型化したという1.45型の有機ELディスプレー、大きく見やすくなった動作表示ランプ、録音用と再生用がひと目で分かりやすいよう配置したボタン類など、見やすさや使いやすさに配慮した設計となっている。
適切なマイク感度に自動で調整しながら背景ノイズを低減する「おまかせボイス」に加え、歌や楽器などの録音時に入力レベルを判断して聞きやすく自動で調整する「おまかせミュージック」、内蔵メモリーまたは別売のmicroSDカードの残量がなくなった場合、自動的にもう一方に切り替える「クロスメモリー録音」などの機能を搭載する。
再生関連では、「ジャンプ」ボタンを押すと録音ファイル全体を10分割してコントロールボタンの左右キーで全体の10%ごとに送り、戻しができ、10秒の早送りと3秒の早戻しが可能な「イージーサーチ」と組み合わせ、長時間録音したファイルの聞きたいところが素早く見つけられる「タイムジャンプ」を装備。
そのほか小さく録音されてしまった場合、最大音量箇所が"音割れ"しない範囲まで全体的にレベルを上げて聞き取りやすく再生する「ノーマライズ」などの機能を備える。
カラーはブラック、ゴールド、シルバーの3色。
市場想定価格は、内蔵メモリー容量16GBモデル「ICD-UX575F」が1万6000円前後(税別)、同4GBモデル「ICD-UX570F」が1万2000円前後(同)。