渋谷のハロウィーン「マナー守って盛り上がれ」 Zeebra、アンジャッシュ渡部ら「啓発ムービー」
2019年もハロウィーンの季節が来た。東京・渋谷には毎年多くの人が集まり普段以上の盛り上がりを見せるが、同時にごみのポイ捨てや一部参加者の迷惑行為が問題視されている。
渋谷区観光協会は、渋谷駅付近の街頭ビジョンとAbemaTV広告内で啓発ムービー「SHIBUYA PRIDE SHIBUYA HALLOWEEN」を10月25日~31日の期間に放送し、ハロウィーン期間のマナー向上を訴える。
安心・安全・きれいな渋谷を楽しんでもらいたい
ムービーは、「ハロウィーンを渋谷の誇りに」というコンセプトで制作された。安心・安全・きれいな渋谷の街を多くの人に楽しんでもらいたいという思いが込められている。渋谷区観光大使ナイトアンバサダーでラッパーのZeebraさんと、同パーティーアンバサダーの「渋谷のあっくん」さんをはじめ、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん、ロックバンドGLAYのTERUさん、タレントで小説家のいとうせいこうさんら、多くの著名人が出演している。
Zeebraさんの「渋谷はあなたの街」というセリフから動画ははじまり、コメントを書いたボードを持った出演者が次々と映される。発信されているメッセージは、
「思いっきり楽しんで思いっきりきれいに!!」(渡部さん)
「みんな楽しめるハロウィーンに」(TERUさん)
「渋谷はみんなの夢と憧れが詰まった場所。みんなで楽しく!!みんなで守ろう!!」(モデルの鈴木あやさん)
など。特設ウェブサイト上で公開されているメイキングムービーでは、出演者が渋谷のハロウィーンに対する思いを語っている。
例えば、「大人数になると気が大きくなって悪いことしちゃうと思う。(中略)そういうかっこ悪いことやらずにかっこよく楽しんでほしいな」と元キックボクサーの魔裟斗さん。ギャル雑誌「egg」のモデル・きぃりぷさんらは、「散らかす人が多い日に、こういう見た目の奴らでも、ゴミ拾いとかするんだぜっていうのを見せつけよう」と呼びかけた。
ムービーが流れる街頭ビジョンは、渋谷駅前スクランブル交差点や、メインストリートに設置されている大型ビジョン9基(いずれもシブヤテレビジョンが運営)。