企業16社が拳でガチバトル...ゲームですが 記者も汗だく「フィットボクシング対抗戦」
キャラクターやゲームを手掛けるイマジニア(東京都新宿区)が18年12月に発売した「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)用ゲームソフト「Fit Boxing」。これで企業公式ツイッター担当者が勝負する「第2回企業公式フィットボクシング対抗戦」が2019年10月10日に行われ、J-CASTトレンド記者も参戦した。
ボクシング歴2年半余り、鋭いパンチを放つと
イベントでは主催者のイマジニアをはじめカシオ計算機やRIZAP、総合通販モール「Qoo10」など16社が参加。ゲーム内での得点を2人ずつ競い、勝者が勝ち上がるトーナメント戦が行われた。
「Fit Boxing」は、人気声優が演じるゲーム内のインストラクターに指導してもらいながら、Joy-Con(コントローラー)を使ってさまざまなパンチを打つ。パンチは得点が高い順に「JUST」、「GOOD」、「MISS」の3評価ある。ボクシング歴2年半余りの記者は以前で実際に遊び、体験記事を書いた経験があるが、ミットを打つ要領で拳を繰り出しても、なかなかJUSTがもらえない。ゲームのリズムに合わせて丁寧にパンチを打つことが求められる。
いざ1回戦。「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」担当者と、基本的な「ジャブ」と「ストレート」を打ち分ける初心者モードで対決した。2種類のパンチを打ち分けるだけなら難易度は高くないはず――と思いきや、一発目のジャプはMISS。タイミングを合わせたつもりだったがパンチが速すぎたのかもしれない。動揺している間にも、相手は着実にJUSTを積み重ねていく。
開戦直後は参加者たちの話す声が聞こえていたが、いつしかそれも耳に入らないほど集中してパンチを打っていた。しかし結局、一発目の失敗が響いて1点差で敗北。対戦前は会場が少し寒く感じられたが、終わってみると汗が止まらず、設置されている扇風機の前から動けなかった。
なお、決勝戦を制し優勝したのは東京・大田区の町工場「共立電器産業株式会社」のサリールちゃん(写真2)。実は元プロボクサーだ。
「前回の対抗戦は3位で悔しかったので、会社にニンテンドースイッチとFit boxingを導入し、毎日練習していました(笑)。 勝因は前回よりもボクサーとしての動きを大事にしたことでしょうか。優勝できてよかったです」