怪しげだけど華やか ディズニーリゾート「ハロウィーン」今だけの楽しみ方

   東京ディズニーリゾートで恒例のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」が始まった。東京ディズニーランド(TDL)は昨年につづき「ゴースト流の東京ディズニーランド」がテーマ。一方、東京ディズニーシー(TDS)は「ダークで怪しいハロウィーン」と、テーマを一新しての開催となる。それぞれのエンターテインメント・プログラムを紹介する。

今年が初登場の「フェスティバル・オブ・ミスティーク」(TDS)
妖しげな女性たちが踊る(フェスティバル・オブ・ミスティーク)
船上のミッキーとミニー(フェスティバル・オブ・ミスティーク)
ゲストの仮装1 シンデレラ
ゲストの仮装2 アリエル
ゲストの仮装3 シンデレラと白雪姫、ベル
ゲストの仮装4 海賊たち(ここで知り合ったという)
「スプーキーBoo!パレード」を開催(TDL)
ミッキーが乗るシンデレラ城のフロート(スプーキーBoo!パレード)
ゴーストダンスを仮装して踊るのも楽しい(スプーキーBoo!パレード)
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ディズニーシー初「フェスティバル・オブ・ミスティーク」

   今年のTDSのハロウィーンは、「ダークで妖しい」とのコンセプトに合わせ、パークが全体的に濃い紫色に彩られていて、華やかながらもミステリアスな雰囲気を漂わせている。

   見どころは、今年が初開催となるエンターテインメント・プログラム「フェスティバル・オブ・ミスティーク」だ。メディテレーニアンハーバーに軽快な音楽が流れ、ショーは幕を開ける。

   美しい女性たちが現れ、歌と踊りでハロウィーンを祝っていると、ミッキーマウスとディズニーの仲間たちが5艘の船に乗って登場する。妖しくも美しい歌声に導かれ、彼らは船を降り、踊り始める。すると徐々に音楽のムードが不気味な雰囲気に変わる。突然、雷鳴が響き、炎、水柱があがるなか、おりが出現してミッキーが閉じ込められてしまう。すべて海の魔女のわなだったのだ。踊りは邪悪な魔王を復活させる儀式だと判明する。ディズニーの仲間たちは魔力に取り憑つかれて踊り続けるが、そこにミニーひとりが立ち向かう。ミッキーを救い、華やかで楽しいハロウィーンを取り戻せるのか...。公演は約25分。

まるで本物!ゲストのコスプレ

   パーク内のいたるところでディズニーキャラクターになりきったゲストたちを見かけるのは、この時期ならではの光景だ。TDL、TDSともにフル仮装して入園できるのは「ディズニー・ハロウィーン」期間中だけ。自分で仮装してくるのもよし、ほかのゲストたちのコスプレを見て歩くのもよしの、特別な楽しみ方ができる。

   また、TDLのワールドバザール内メインストリートでは、もはや定番となった夜の演出を実施している。期間限定ハロウィーンバージョンは、ぜひ見ておこう。

TDLは昨年に続き「スプーキーBoo!パレード」

   TDLは昨年に続き「ゴースト流の東京ディズニーランド」がテーマで、エンターテインメント・プログラムは今年も「スプーキーBoo!パレード」を開催している。TDLのアトラクションやテーマランドをイメージした6つのフロートがファンタジーランドをスタートしてパレードは始まる。ミッキーは3台め、お墓だらけになったシンデレラ城のフロートに乗ってやってくる。フロートが停止すると、ゴーストのダンサーたちが登場し、掛け声とともにディズニーキャラクターたちの衣装がたちまちゴースト仕様に変化する。

   ゴーストたちはゲストにも仲間入りするように誘い、ゴーストダンスを繰り返す。ポーズが決まるとフロートからゴーストが飛び出し、仲間と認められたゲストをお祝いするダンスでさらに盛り上がる。

   フロートごとに異なるストーリーが展開するので、場所を変えて、何度も楽しみたい。公演は約40分。

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