自転車利用者と歩行者の相互安全のために 夕方早めの「おもいやりライト」点灯を

   au損害保険(東京都港区 以下、au損保)は、自転車事故の減少に向けた運動「おもいやりライト for CYCLE」を2019年10月10日に開始した。

   特に事故が多くなるといわれる夕方のライト点灯を、自転車ユーザーに促す活動を行う。

自転車ライトを早めに点灯(画像は本文とは関係ありません)
おもいやりライト for CYCLE
「自転車事故に遭いそうになったことはありますか」
「自転車事故に遭いそうになった時間帯はいつですか」
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16時~18時は自転車事故に遭いそうな時間帯

   警察庁の調査によると、自転車関連事故の全体件数は2007年以降減少傾向にあるが、自転車対歩行者と自転車相互の事故件数の減少幅は小さい。2016年から2017年に関しては、両方とも増加している。

   au損保が2019年に実施した調査では、月に1回以上自転車を運転する1000人のうち60.9%が「自転車事故に遭いそうになったことがある」。その中でも、16時~18時に「事故未遂」を経験している人が最も多い(44.4%)。

   特設サイトによると、16時~18時だと外は一見明るいが、車のドライバーや歩行者、自転車に乗る人にとっては互いが見えづらくなる時間帯だ。

   自転車が早めにライトを点灯して車や歩行者から気づかれやすくなれば、交通事故を削減できる。そこで「おもいやりライト for CYCLE」では、以下の3つの取り組みで自転車ユーザーに早期点灯を訴求する。

(1)「自転車に乗るときは、早めにライトON」
(2)「会社やグループではじめたいときはポスターやパネルを活用」
(3)「街中で呼びかけたいときは呼びかけアクションに参加」

   (2)と(3)で利用するポスターやパネル、バナーは特設ウェブサイト上で無料ダウンロードできる。

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