映画誕生125周年「映画のはじまりワンダーランド展」 スクリーンに往年の名作よみがえる
2019-09-23 06:00:00
2020年は、フランスのリュミエール兄弟が映画を発明してから125年の節目に当たる。
これを記念して、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム(埼玉県川口市)では、2019年10月8日~2020年4月5日の期間、映画・動画の原点を探る企画展「よーい!スタート!!映画のはじまりワンダーランド展」が開催される。
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世界初のSF「月世界旅行」や日本最古の作品も
企画展では、1895年のリュミエール兄弟による映画発明を中心に、映画の誕生前からトーキー映画が登場する1920年代までの歩みを知ることができる。
会場内では、リュミエール兄弟が上映した作品の他、世界初のSF映画と言われる「月世界旅行」(1902)や、チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた「黄金狂時代」(1925)をはじめ、「戦艦ポチョムキン」(1925)、「メトロポリス」(1927)など、のちの映画界に多大な影響を与えた作品の名場面をスクリーンで楽しめる。
現存する日本最古の映画「紅葉狩」(1903)や、日本初のアニメーション作品「なまくら刀」(1917)も上映される予定だ。
映像だけでなく、映画を撮影・上映するために開発された装置や映画誕生に関わった人物についても複製やパネルで紹介され、作品の登場キャラクターに変身できるアトラクションやフォトスポットも用意される。