臨場感ある再生が楽しめる 真空2重構造ブルートゥーススピーカー
ステンレス製魔法瓶などを手がけるサーモス(東京都港区)は、オーディオブランド「VECLOS」から、Bluetooth(ブルートゥース)スピーカー「SPW-500WP」を2019年9月上旬に発売する。
一体型スピーカーの弱点を克服
約40ミリ径のフルレンジスピーカー×2基を搭載し、独自の真空ステンレス2重構造「真空エンクロージャー」を採用。真空層は大気より圧力が低い状態のため、圧力差によって内筒と外筒の表面に張力が発生することでエンクロージャーの剛性を高める。また優れたダンピング特性により効果的に振動を減衰させ、ノイズ感を抑えた明瞭でクリアなサウンドを実現した。
AV機器では日本初だというDirac Research独自のデジタル補正技術「Dirac HD Sound」を採用。周波数特性に加えインパルス応答性を補正し、一体型スピーカーでは難しかったという音像定位や音の立ち上がりを改善した。
また、Dirac Research独自の音場制御アルゴリズムにより、左右の音が混ざって起こるステレオ感の喪失を修復する「Dirac Panorama Sound」を搭載し、優れた臨場感を再現。
低音域は、パイオニア独自の特殊デジタル信号処理技術により、小型でも迫力のある低音を楽しめる「BEAT BLASTER」機能に加え、パッシブラジエーター(電磁気回路のないスピーカー)で増強を図る。
IPX5相当の防水性能を備え、アウトドアなどでも水しぶきを気にせず音楽を楽しめる。約11時間の連続再生が可能なリチウムイオンバッテリーを内蔵。マイクを装備し、スマートフォンとペアリングした際はハンズフリー通話が可能だ。
通信方式はBluetooth 5.0。A2DP/AVRCP/HFP/HSP各プロファイル、SBC/AAC/aptX各コーデックに対応する。カラーはブラック、ホワイトの2色。
価格はオープン。