ガンバ大阪「環境配慮型ビールカップ」提供 プラゴミ出さないサッカー観戦へ
2019-08-15 06:40:00
サッカーJ1・ガンバ大阪―ジュビロ磐田戦(2019年8月18日)が行われるパナソニックスタジアム吹田では500個限定で、パナソニックとアサヒビールが共同開発した環境配慮型のビール用カップ「森のタンブラー」に注がれたビールが提供される。
当日は、年に1度の「GAMBA EXPO」の試合で、スタジアムで販売されるカップにはロゴマークや両チームのエンブレムがデザインされる。
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ビールを注ぐときめ細かな泡ができておいしく
取材に答えたガンバ大阪のPR事務局によると、「森のタンブラー」は繰り返し使えるリユースカップ。スタジアムでビールを飲み切った後も、自宅へ持ち帰ってコップとして使ったり、別の試合に持参して、購入したドリンクを入れたりできる。カップの内側にセルロース繊維由来の細かな凹凸を施してあり、ビール類を注ぐとプラスチックカップに使った時よりもきめ細かな泡を作り出せる。
間伐材から精製したパルプを主材料とする「高濃度セルロースファイバー成形材料」が使われており、廃棄の際は紙製品(可燃物)として捨てられる。
試合では、プラスチックカップやペットボトルのごみが多く、ガンバ大阪としてはこれを減らしていきたいとの話だ。今回は500個限定での販売だが、将来的にはすべてのカップを「森のタンブラー」に置き換えることも視野に入れているという。
価格は、生ビールあるいはノンアルコールビール一杯入りで、1000円(税込み)。購入できるのは1人1カップまで。